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加曽利貝塚調査を速報 17日に「市遺跡発表会」

3/14(水) 10:30配信

千葉日報オンライン

 千葉市内の遺跡発掘調査の結果を報告する「市遺跡発表会」が17日午前10時半から、中央区の千葉市民会館で行われる。加曽利貝塚(若葉区)でほぼ半世紀ぶりに行われた本格的な発掘調査の成果を速報するほか、市内に点在する遺跡から出土した遺物の研究成果などを紹介する。入場は無料。

 メインは昨年10月に特別史跡に指定された加曽利貝塚の発掘調査の速報。同年に行われた調査では、縄文時代晩期とみられる竪穴住居跡が確認され、精巧な土製耳飾りなどが見つかった。当日は発掘担当者が発掘の成果や今後の調査・研究に向けた課題を説明する。

 続いて「房総の縄文時代後晩期と加曽利貝塚」と題した講演を開催。▽器を作る▽家を建てる▽村に住む▽堤を築く-をキーワードに、同貝塚の特質を分かりやすく解説する。

 「餅ケ崎遺跡」(若葉区)と「古山遺跡」(同)「種ケ谷津遺跡」(中央区)などについても、これまでの発掘調査結果や出土品の研究成果などを報告する。

 また、同耳飾りや土器などを会場に展示。学芸職員が常駐して質疑に応じる。

 市教委埋蔵文化財調査センターの西野雅人所長は「千葉市は遺跡の宝庫。地域の魅力を感じてもらうため、最新の研究成果を市民に伝えたい」と話した。事前申し込みは不要。発表会は2部制で、加曽利貝塚の報告は第2部。問い合わせは同センター(電話)043(266)5433。