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ジャン・トッド、ハロへの批判に感心せず「そもそもハロはドライバーが要求したものだった」

3/14(水) 9:56配信

motorsport.com 日本版

 FIAの代表であるジャン・トッドは、F1にハロを導入する動きを作ったのはドライバーであるのに、それを非難するのは理解できないと語った。

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 多くのF1ドライバーは今年より装着が義務付けられるハロの外見を非難している。例えばハースのケビン・マグヌッセンは、“醜い“デザインのハロがスパのような高低差の大きいサーキットで悪影響を及ぼす可能性があると示唆している。

 トッドはそのような発言に対し「感心しない」と述べ、そもそもハロはグランプリ・ドライバーズ・アソシエイション(GPDA)によって推進されたものであるため、ドライバーにはハロを批判する権利がないことは明らかだと語った。

 火曜日に行われたメディアブリーフィングでトッドは次のように語った。

「もう忘れ去られているようだが、もともとハロはドライバーからの要望によって生まれたものだ」

「2015年10月16日、私は(当時のGPDAディレクターである)ジェンソン・バトンやセバスチャン・ベッテル、アレックス・ブルツの署名が入った手紙を受け取った。そこにはドライバーの頭部を保護するように促す内容が書かれていた。我々はドライバーの要望を受け入れ、それを実現したのだ」

「すぐに我々は技術部の人間に対し実現に向けて何を優先すべきなのかを訊いた。2016年7月27日に会議が行われることもドライバーらは知っていた。そこで彼らは“弱気にならないでほしい。とにかく安全性を重要視してほしい“と言っていた。だから我々はそれを考慮することを約束した」

「私はドライバーからの反応に驚いていると言わざるを得ない。F1が好きだが、F1のこういうところが嫌いだ。自分たちの発言を忘れてしまう人がいるのだ。これは私からすれば、人生における最大の資産、つまり約束を守り、発言を尊重するというような忠誠心に関わることだ」

「我々は約束を尊重したが、もう忘れられてしまった。それが今の我々の現状だ」

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