ここから本文です

ホンダの小型SUV「ヴェゼル」がデビュー4年経ってもなお売れ続ける理由

3/14(水) 10:54配信

オートックワン

マイナーチェンジでさらに精悍に、そしてもっと走りやすく低燃費に

クルマ好きの読者諸兄が愛車を選ぼうとした時、候補車種のひとつにホンダ ヴェゼルを思い浮かべることがあると思う。コンパクトSUVの人気車で、2018年2月にマイナーチェンジを実施した。

コンパクトSUV「ヴェゼル」その人気の秘密を画像でもっと見る

変更の内容としては、外観ではフロントバンパーやグリルのデザインが変更され、インラインタイプのLEDヘッドライトも装着している。フロントマスクが精悍な印象になった。

内装ではシートの形状が変わり、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンをUSBで接続できる機能も備わる。

メカニズム関連ではハイブリッドシステムのチューニングを変更して、全車にわたりエンジン音などの静粛性を向上させた。1.5リッターのノーマルエンジン車はJC08モード燃費も改善され、2WDは20.6km/Lから21.2km/L、4WDは19.0km/Lから19.6km/Lに向上している。4WDシステムは、駆動力の制御を綿密に行うことで、雪上での発進や旋回性能を高めた。

デビュー4年で31万台以上を国内販売! 根強い人気の理由とは

さて、以前からホンダ ヴェゼルが高い人気を得ている理由についても、ここで改めて触れておきたい。

ヴェゼルはSUVとあって、16~18インチのタイヤ&アルミホイールを装着して、外観に強い存在感が伴う。全高は1605mmだから立体駐車場は使いにくいが、フリードのようなミニバンに比べると背が低く、さほど高重心ではないから走行安定性も満足できる。

ボディはSUVではコンパクトだ。全長は4330mm(ハイブリッドを含むRSホンダセンシングは4340mm)、全幅は1770mm(同1790mm)、最小回転半径は5.3m(同5.5m)に収まる。全幅は1700mmを超えて3ナンバー車になるが、全長が短いので、SUVとしては街中でも運転がしやすい。

ボディ形状は5ドアハッチバックに近く、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2610mmと長い。燃料タンクはフィットのように前席の下に搭載したから、荷室の床が低く抑えられて積載性が優れている。後席の頭上と足元にも十分な空間があって4名乗車も快適だ。

エンジンは直列4気筒1.5リッターの直噴式で、ノーマルタイプとハイブリッドを用意する。駆動方式はハイブリッドを含めて前輪駆動の2WDと4WDを選べる。

以上のような特徴により、ヴェゼルはSUVならではのカッコ良さ、適度なサイズによる運転のしやすさ、少し背の高いボディによる居住性や積載性を高い次元で調和させた。日本の使用環境に合っており、2013年12月の発売以来、堅調に売れていて、デビューから約4年(~2018年1月末)で31.1万台を国内で販売している。

特に2014年/2015年/2016年には、小型/普通車のSUVとしては3年連続して販売ナンバーワンになった。2017年は、2016年12月に発売されたトヨタ C-HRに1位を奪われたが2位にはランクされる。発売から4年を経た割に人気の下降が小さい。

1/3ページ

最終更新:3/14(水) 12:34
オートックワン