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ルノー、F1のコスト削減策を後押し「F1チームは、自らの収入で自立できるようにすべきだ」

3/14(水) 12:24配信

motorsport.com 日本版

 ルノーのチーフ・テクニカルオフィサーであるボブ・ベルは、チームの支出を減らすことができる最適な方法を探す必要性があることを強調した。

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 リバディ・メディアが経営に参画し新体制となったF1は、チーム間の収入格差を縮めることに取り組んでいる。これを実現させる方法としては、チームが年間に使うことができる支出額を制限するいわゆる”コストキャップ”がある。また一方で、F1に標準パーツを多く導入し、予算を削減するという方法も議論されている。

 これについてベルは、次のように語る。

「ルノーはF1のレースに参戦したり、そこで成功を収めるために必要な資金を削減することに賛成している」

「現時点では、チーム間の収支の格差は莫大である。コストが、F1で成功するかどうかを決定付けるモノであってはならない」

「我々はコストを引き下げ、競争力を均等にできる方法を見つける必要がある。それがコストキャップであるなら、我々はそれを実現するのに賛成するだろう」

「コストを下げるためにレギュレーションを改訂するのであれば、それも同様に賛成だ。自主的に、多くのお金を使いたいと思うような人など、誰もいないだろう」

 ハースは今年でF1デビュー3年目を迎えるが、それ以前の新チーム(ヴァージン/マルシャ/マノー、ロータス/ケータハム、HRT)は、いずれもチーム解散という結果を辿った。彼ら3チームがエントリーを申請した際には、FIAがコストキャップを設定すると主張していたという背景があった。にもかかわらずそれが実現することはなく、新チームの財政を圧迫したのだ。

「現実的には、F1はいずれのチームもグリッドにマシンを並べ続けることができ、資金を失い続けるようなことがない状況にならなければいけない」

 そうベルは語った。

「フォースインディアは過去2年連続でコンストラクターズランキング4位になっているが、彼らでさえ近年、(オーナーである)ビジェイ(マリヤ)が自身の資金を投入して生きながらえているのだ」

「マノーが活動できていたのも、オーナーがチームに資金を注入していたからだ」

「すべてのチームが、自分たちが生み出せる収入で自立できるようなF1になるべきだと思う」

Scott Mitchell