ここから本文です

年間220万人訪れる観光地に成長、幸手・権現堂を守る人々 今年も桜の開花近づく 年中にぎわう工夫も

3/14(水) 10:31配信

埼玉新聞

 年間220万人もの観光客が訪れる埼玉県幸手市の権現堂堤。圏央道が開通し、全国から人が集まる観光地に成長した。NPO法人幸手権現堂堤桜保存会理事長の並木克己さん(72)はサクラの開花が近づき、「来週末には咲き始めるかもしれない。祭りも24日から始めようかな」と「桜まつり」の準備に気をもむ。

「大宮操の桜」見頃 毎年一足早く電車の乗客に春告げる

 「子どもの頃は土手を壊してたんだから今度は立て直せ」―。1996(平成8)年、当時の市長から声を掛けられ、保存会を立ち上げた。

 階段を設け、丸太で花壇を作った。全て手作り。「桜が終わると一気に人がいなくなる。みじめだった」。サクラに加え、アジサイ、曼殊沙華、スイセンを植えた。「四季折々、花が咲くと年中にぎわいができた」

 地元で生まれ育ち、堤は子どもの頃からの遊び場。若い頃には、堤の舞台でエレキギターを弾いていた。「保存会の仲間はいたずらばかりしていた気心知れた同級生が多い。(権現堂堤を)ただ守っていきたい、それだけだよ」

最終更新:3/14(水) 10:31
埼玉新聞