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春の新生活、環境の変化に不安を感じたら… すぐに実践できる2つの方法

3/14(水) 11:15配信

沖縄タイムス

 私らしく、はたらく(10)吉戸三貴

 春は、出会いと別れの季節。転職や人事異動などで働く環境が変わることに不安を感じている方がいるかもしれません。でも、安心してください。緊張しているのは、あなただけではありません。堂々と振るまっている(ように見える)上司や同僚も、心の中では「うまくやっていけるかな」とドキドキしていると思います。

 今回は、沖縄や東京、いろいろな会社で働いてきた私が、新しい環境になじむために心がけていることを二つご紹介します。どちらも、若い頃に職場の先輩からもらって大切にしているアドバイスです。

 ひとつは、「1に笑顔、2に笑顔、3、4がなくて、5に笑顔」。沖縄で働いていた頃、無表情で誤解されることが多かった私を見かねて、上司が毎日のようにかけてくれた言葉です。

 最初は、なかなか実践できず頬がひきつっていましたが、「鏡、窓ガラス、水たまり。顔が映るものを見たら、とにかく口角を上げる練習をしなさい」という教えを守るうち、徐々にですが自然に笑えるようになっていきました。

 笑顔とあくびは伝染するもの(と、格言風に言ってみます)。ニコニコしていると、周囲からも笑顔で接してもらえる確率が上がり、気持ちがほぐれやすくなります。

 もうひとつは「役に立つ人か、愛される人になる」。これは、東京のPR会社時代に学んだ、仕事相手と良い関係を築く方法です。お客さまや上司が求める情報やサポートを提供できる「役に立つ人」か、場を和ませたり皆の士気を高めたりできる「愛される人」、そのいずれかになれれば、一緒に仕事がしたいと思ってもらえると教わりました。

 愛されキャラになるのはハードルが高いと感じた私は、その日から、少しでも相手に何かを提供できる存在を目指すようになりました。この考え方は、独立してさまざまな企業のPR支援をするようになった今も、とても役に立っています。

 誰だって、何かが変わる時は緊張するものです。最初から、何でも上手にやろうと気負わなくても大丈夫。分からないことは聞けばよいですし、間違ったら素直に謝って同じミスを繰り返さなければよいだけです。日々、自分なりの工夫をして、少しずつ新しい環境に慣れていきましょう。あなたの元に、とびきりすてきな春がおとずれますように! (コミュニケーションスタイリスト)

吉戸 三貴

最終更新:3/14(水) 11:15
沖縄タイムス