ここから本文です

NASCAR:フォードのハービックが3連勝、トヨタは0.7秒差で勝利ならず。「ピットのミスが敗因」

3/14(水) 12:17配信

オートスポーツweb

 モンスターエナジーNASCARカップは3月11日、第4戦フェニックスが行われ、ケビン・ハービック(フォード・フュージョン)が3連勝を飾った。

【写真】ピット作業の不運に苦しめられたカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)

 第4戦の舞台は、昨年まではフェニックス・インターナショナル・レースウェイの名で親しまれたISMレースウェイ。アリゾナ州エイボンデールの砂漠に位置する1マイルのオーバルサーキットだ。  

 312周で争われた決勝レースは、ポールシッターの2017年チャンピオンであるマーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)先導のもとスタートした。

 75周目までのステージ1は7番手スタートのカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)が着実にポジションを上げ、56周目にトップへ浮上。そのまま逃げ切り、今シーズ初のステージ優勝を手にした。

 ブッシュは150周目までのステージ2でもトップを走行していたが、121周目に出されたイエローコーション時にレースでの優勝を優先してピットイン。ポジションをカイル・ラーソン(フォード・フュージョン)に明け渡す形となった。

 迎えたステージ3は中盤以降イエローコーションが出ない展開となり、ピットが勝敗を分ける頭脳戦に。優勝を争っていたブッシュとデニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)、ハービックはレース残り60周前後のタイミングで次々とピットへ向かう。

 まずはハービックが256周目にピットイン。その4周後にはブッシュがピットへ向かった。しかし、ブッシュ擁するジョー・ギブス・レーシングはマシン左側のタイヤ交換中にジャッキダウンしてしまうアクシデントがあり3秒ほどタイムをロス。

 これで優位に立ったのは先にピットを済ませたハービック。後方からはブッシュが猛追を仕掛けたが、ハービックが0.774秒差で逃げ切り、シーズン3勝目、自身通算40回目のカップシリーズ優勝を成し遂げた。

 前戦ラスベガスのレース後車検で違反が見つかりペナルティを課されていたハービックは「今日は楽しみながらレースを戦うことができた。チームの誰もが結果を求めていたよ。チームの働きを誇りに思う」と喜びを明かした。

 ハービックに続く2位はブッシュ、3位はチェイス・エリオット(シボレー・カマロZL1)が獲得。また4位、5位にはハムリン、トゥルーエクスJr.とトヨタ勢が続いた。

 僅差で勝利を逃したブッシュは「我々より先にピットインしたライバルもいるが、勝敗を分けたのはそこじゃない。作業中にジャッキが降りてしまったことが要因だ」と悔しさを滲ませる。

「今日はピットで勝利を逃す羽目になった。ただピットのおかげで勝利を手にしたこともある。とにかく来週のレースへ目を向けるよ」

 モンスターエナジーNASCARカップ第5戦は3月18日、カリフォルニア州フォンタナのオートクラブ・スピードウェイで行われる。




[オートスポーツweb ]