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フォルクスワーゲン、2018年限りでF3へのエンジン供給を終了。市販車ベースのレース活動に注力

3/14(水) 12:00配信

オートスポーツweb

 フォルクスワーゲン・モータースポーツは3月13日にリリースを発行。今後は市販車ベースのカスタマーレースに注力する方針を明らかにし、2018年限りでエンジンマニュファクチャラーとしてのF3参戦を終了すると発表した。

【写真】フォルクスワーゲンは今後、市販車ベースのカスタマーレースに注力する

 フォルクスワーゲンは2007年からFIAヨーロピアンF3選手権へエンジン供給を開始し現在のF3における活動をスタート。2010年にはエドアルド・モルタラ、2017年にはランド・ノリスのシリーズチャンピオン獲得に貢献した。

 また、2017年11月19日に行われた第64回マカオグランプリでは、フォルクスワーゲンエンジンを使用するダニエル・ティクトゥムが優勝。同じくフォルクスワーゲンユーザーのノリスが2位を手にしたほか、全日本F3選手権ではフォルクスワーゲンA41エンジンで戦ったB-MAX RACING TEAM WITH NDDPの高星明誠がシリーズチャンピオンを獲得している。

 しかし、フォルクスワーゲンは今季限りでエンジンマニュファクチャラーとしてのF3参戦を終了すると発表。2019年にF1と同時開催される新シリーズ『FIAインターナショナルF3』へは参戦しない意向を示した。

 F3での活動終了について、フォルクスワーゲン・モータースポーツのスベン・スミーツ代表は「F3において、フォルクスワーゲンは数々の記録を打ち立ててきた」とコメントしている。

「計30年以上に渡り、フォルクスワーゲンエンジンを使うチームやドライバーは素晴らしい成績を残してきたんだ。これを誇りに思う」

「2018年もヨーロピアンF3やマカオでのFIA F3ワールドカップにおける成功を手にするべく、我々は密なサポートを行っていく」

■VW、カスタマーレース活動を強化「才能ある若手にも魅力的」

 F3での活動を終了する一方、フォルクスワーゲンはゴルフGTI TCRやポロGTI R5といった市販車ベースのカスタマー向けマシンの開発、供給については活動を強化していくことになる。

「今後はフォルクスワーゲンの製品をより強調していくことになる。ゴルフGTI TCRは世界中のレースを戦っていてアンバサダーとしての役目を果たしてくれている。ポロGTI R5にも同じ役目を果たしてもらえるよう全力を尽くす」とスミーツ。

「この2台のマシンは強豪カスタマーチームだけでなく、才能ある若手ドライバーにも魅力的なものになっている」

「これは若手にチャンスを与えたいという我々のフィロソフィーに沿ったものだ。ゴルフGTI TCRとポロGTI R5は国内選手権からインターナショナルシリーズまで、あらゆるレベルのイベントで若き才能にチャンスを与え、成長する機会を提供している」

[オートスポーツweb ]