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韓国高官 ロシア訪問終え帰国=北朝鮮問題巡る「特使外交」終了

3/15(木) 10:10配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)が米国と中国に続き、ロシア訪問を終えて15日午前に帰国した。

 鄭氏は仁川国際空港で記者団に対し、「中国とロシアの指導者はそろって朝鮮半島情勢の肯定的な発展や、このための南北の和解協力を大いに歓迎した」として、「朝鮮半島の非核化目標は対話を通じた平和的な方法で解決しなければならないという原則を一貫して堅持した文大統領の努力を高く評価し、今後も積極的に支持するとした」と述べた。

 13日にロシアを訪問した鄭氏は同国のラブロフ外相らと会談し、朝鮮半島問題の解決に向けた協力を要請した。

 鄭氏は訪ロ前の12日には中国を訪れ、習近平国家主席らと面会し、南北・米朝首脳会談の開催で合意した経緯を説明し、朝鮮半島問題を巡る連携などについて議論した。南北関係の改善と米朝対話の推進を支持するとの中国の立場を重ねて確認し、習氏を国賓として招待したいという文大統領の意向を伝えた。

 鄭氏のロシア訪問で南北・米朝首脳会談の推進を巡る韓国の「特使外交」も一段落した。

 鄭氏と共に特使団の一員として訪朝した徐薫(ソ・フン)国家情報院長は13~14日、日本を訪問し、安倍晋三首相と面会し、訪朝と訪米結果を説明した。

 文大統領は15日午後、鄭氏と徐氏から各国の訪問結果の報告を受ける予定で、青瓦台は南北首脳会談の準備を加速させるとみられる。南北首脳会談の準備委員会を設置し、今週末ごろ、初会議を開く方針だ。

 準備委は南北首脳のホットライン設置に本格的に着手する一方、南北首脳会談の議題や会談に向けた高官級会談の開催などについて協議する。

最終更新:3/15(木) 10:20
聯合ニュース