ここから本文です

14代当主松平保久さん参加 来月8日・鹿児島の島津家別邸で「曲水の宴」

3/15(木) 10:00配信

福島民報

 鹿児島市で4月8日に開かれる行事「曲水の宴」に初めて会津藩松平家の14代当主松平保久(もりひさ)さん(64)が参加する。戊辰戦争の開戦から150年の節目の年。松平家のほか、敵味方に分かれた徳川家と薩摩藩島津家からも当主らが出席する。歴史に思いをはせ、歌を詠みながら交流する。 

 曲水の宴は島津家のみやびな文化を後世に伝えようと毎年開催されている。参加者は小川の上流から流された杯が前を通り過ぎないうちに歌を作り、杯を取り上げて酒を飲むという風流な行事だ。 
 会場は島津家の別邸「仙巌園」。鹿児島のシンボルである桜島を庭園の景観に取り入れ、雄大な景色が楽しめる。幕末の薩摩藩主島津斉彬も愛した。 
 今年は松平さんをはじめ、徳川宗家18代当主徳川恒孝さんの長男徳川家広さん、島津家32代当主島津修久さんの長男島津忠裕さん、庄内藩酒井家19代目酒井忠順さんらが参加する。 
 歌のテーマは「明治維新150年」。松平さんは「行事を通じて幕末の会津藩の立場を薩摩の地でしっかりと伝えたい」と語った。 
 戊辰戦争では会津藩を中核とした東軍(旧幕府軍)、薩摩藩や長州藩の西軍(新政府軍)が戦火を交え、東軍が敗れた。 

福島民報社

最終更新:3/15(木) 10:36
福島民報