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アツいぜ、インド映画! 中国では興収約225億円!? 『ダンガル きっと、つよくなる』大ヒットのワケ

3/15(木) 7:11配信

dmenu映画

インド映画がアツい。昨年12月末に公開された『バーフバリ 王の凱旋』が、評判が評判を呼んで上映延長&拡大中だ。ハリウッド映画以上のエンタテインメント性、圧倒的なカタルシスがクセになり、リピートする人が続出。既にDVDもリリースされているが、興行収入1億円を突破してさらに動員を伸ばしている。

さらに、4月6日にはインド映画の世界興収第1位を記録した『ダンガル きっと、つよくなる』も公開される。国境を越えて熱狂を生んでいる2つの作品には、万国共通のわかりやすい面白さがある。

麻薬のような映画『バーフバリ 王の凱旋』

だいたい、日本でアジア映画といえば、観客層が固定されており、年齢層も若干高めの傾向があるが、『バーフバリ 王の凱旋』は老いも若きも男も女も劇場に吸い込んでいる。しかも、映画を観終わった人が皆「バーフバリ、バーフバリ……」と王を称えたくなるという(実際みなさん称えている)、ある種、麻薬のような映画なのだ。

2部作からなる『バーフバリ』。本作は2015年の映画『バーフバリ 伝説の誕生』の続編となる。冒頭に前編のおさらいが入る親切なつくりで、後編の『バーフバリ 王の凱旋』から観ても問題なく楽しめる。

架空の古代王国マヒシュマティに生まれた英雄バーフバリを中心に、三代にわたる愛と復讐を描いた壮大な物語。古代インドが舞台の叙事詩ではあるが、日本の時代劇にもよく登場する家督争いがスケールアップしたような構造で、日本人でも入り込みやすい。

そう、『バーフバリ』はとてつもなくわかりやすくつくられている。少しぐらい人物関係がこんがらがっても、超絶アクションのつるべ打ちで細かいことを気にするヒマはない。近年、何かと思い悩み、シリアスになりがちなハリウッド映画のヒーローたちに比べて、ヒーローたる姿勢、立ち位置にブレがなく、圧倒的に強くて正しい。バーフバリは「王」というより、ほぼ「神」。アクション含め荒唐無稽なシーンの連続なのだが、もはや「神」なのでなんでもOKなのだ。この大胆さ、勧善懲悪のスッキリ感から得られるカタルシスに、「もう1回」と“おかわり”したい無限ループに陥る人が多いのである。

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最終更新:3/15(木) 7:11
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