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「ジュネーブショー」日本メーカーの本命は 「スープラ」復活祭の一方で別のお祭り?

3/15(木) 6:20配信

乗りものニュース

実はメインステージではなかった「スープラ」コンセプト

 2018年3月6日(火)、スイスにおいて「ジュネーブモーターショー」が開催されました。自動車メーカーの存在しない地でのモーターショーということで、ドイツやフランス、イタリア、イギリス、日本といった自動車メーカーがイーブンな立場で参加できる、いわば「欧州のショー」。きらびやかな超プレミアムカーが数多く出品されるのも特徴です。

【写真】トヨタの大本命? 新型「オーリス」

 今年は日系ブランドとしては、トヨタが次期「スープラ」を示唆する「GRスープラ・レーシングコンセプト」を発表。グラマラスで攻撃的なイメージのレーシング・モディファイを施したマシンは、欧州のスーパーカーたちに負けない注目を集めていました。

 しかし、実際のところ、日系ブランドの本命は、そうしたエキゾチックなスーパーカーではありません。トヨタの記者会見において、記者席の目の前のメインステージでアンヴェールされたのは、ハッチバック車である新型「オーリス」でした。また、トヨタ・ブースで最も広くスペースをさいて複数台が展示されたのは、マイナーチェンジを行ったコンパクトハッチバック「アイゴ」だったのです。

次期「レヴォーグ」(?)が発表されたのにもワケがある

 また、スバルは「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT(スバル・ビジブ・ツアラー・コンセプト)」を発表しました。現行車種との関係性は、なにひとつ説明されませんでしたが、ミドルクラスのステーションワゴンでボンネットに大きくターボ用と思われるダクトがありますから、どう見ても未来の「レヴォーグ」のスタディにしか思えません。

 そして、マツダも同じくステーションワゴンの「マツダ6ワゴン(日本名:アテンザ)」を出品。マイナーチェンジを行った最新モデルです。

 実のところハッチバック車とステーションワゴンがよく売れる市場は、日本と欧州です。欧州は道が狭くてワインディングが多く、そして平均速度が高いという特徴があります。また一般人はあまり見栄を張らずに、身の丈にあったクルマを選ぶ傾向があるとか。そうした市場では、むやみに大きなセダンよりもハッチバック車やステーションワゴンの人気が高くなるというわけです。そして道が狭くてワインディングが多いのは日本も同じです。

 逆に、国土が広いアメリカや中国ではセダンとSUVが人気。アセアンでもセダンの人気が高いというのが実情です。つまり、トヨタがハッチバックの新型車、スバルとマツダがステーションワゴンをジュネーブに持ち込んだのは、市場のニーズに合わせるという理由があったのです。

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