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雪の白山、噴火に備え 白峰で住民初訓練 融雪型火山泥流を想定

3/15(木) 0:54配信

北國新聞社

 積雪・残雪期の白山の噴火を想定した訓練が14日、白山市白峰地区で初めて行われた。解けた雪が土砂を巻き込んで流れ落ちる「融雪型火山泥流」が地区内に達する恐れがあると想定し、住民82人が避難した。

 訓練は石川県と白山市が小規模噴火が発生し、午前10時に「噴火警戒レベル4(避難準備)」が発表されたと想定して実施した。防災行政無線で噴火警報が流れ、白峰小の児童や教職員、住民らが避難所に指定されている白峰コミュニティホールと白峰地域交流センターへ足早に向かった。

 市は同ホール前で現地災害対策本部を設け、避難者を確認して県に報告した。道路規制や住民への広報巡回の訓練も行われた。白山火山防災協議会長の山田憲昭市長は講評で、1月に前兆もなく突然噴火した草津白根山(群馬県)に触れ、「白山もいつ噴火してもおかしくない」と防災意識の向上を求めた。

 市と岐阜県白川村が作成した白山噴火時の避難計画では、融雪型火山泥流が届く可能性があるとして、白峰地区内の手取川沿いに位置する白峰小、建設会社、住宅、市営住宅を避難対象としている。

北國新聞社

最終更新:3/15(木) 0:54
北國新聞社