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金大に産学官研究所構想 北陸銀会合で山崎学長講演 機械技術とAI融合

3/15(木) 0:49配信

北國新聞社

 金大の山崎光悦学長は14日、金沢市内で開かれた北陸銀行の会合で講演し、産学官連携の研究所を新設する構想を明らかにした。北陸の製造業が蓄積する機械技術と、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など最先端の情報科学技術を融合させ、工作機械などの競争力強化につなげる。

 2016年10月に設立した理工研究域の「先端製造技術開発推進センター」を研究所に格上げする方針で、内閣府が新年度に創設予定の「地方大学・地方産業創生交付金」を活用する見通しとなっている。

 研究所は、世界的な情報通信技術の進化や高速、大容量の「5G」通信の国内導入を見据え、北陸の製造業の国際競争力を高める拠点とする。山崎学長は「地域の産業ニーズに貢献できる研究所をつくりたい」と述べた。

 また、山崎学長は「日本の経営者はリスクをとらないから、ものづくりの力が落ちた」と指摘。他社との協業やIoTを活用したビッグデータ収集、AI分析の導入により、技術開発のスピードアップが必要との認識を示した。

 山崎学長は、北陸銀行が金沢市のホテル日航金沢で開いた「石川地区若手経営者合同講演会」で講師を務めた。石川県内の経営者ら約170人が出席した。続く交流会では、同行の久保泰一常務執行役員石川地区事業部本部長らがあいさつした。

北國新聞社

最終更新:3/15(木) 0:49
北國新聞社