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年商数十億の実業家が歌手に転身 41歳の新人・松田真将「歌いたい」

3/23(金) 11:00配信

オリコン

 実業家から転身し、昨年4月にメジャーデビューした41歳の新人シンガー・ソングライター松田真将(まつだ・しんすけ)が、21日に配信シングル「桜が咲く頃、交わした約束。」をリリースした。

【写真】三宅彰氏プロデュース 松田真将の配信シングル

 1977年、愛知県南知多生まれの松田は、28歳のときに県内で創作和洋ダイニングOHANAの1号店をオープン。その後新規事業も立ち上げ、年商数十億のチェーン店を経営する実業家だったが、38歳で一念発起。「心の声に耳を傾け生きる」と心に決め、それまで経営していたすべての企業を手放してミュージシャンに転身した。

 松田は「さまざまな制限がないとしたら、本当の自分はどうなりたくて、どう生きたいのだろう? という、自分への問いから生まれた声が、『歌いたい』でした」と激しい衝動に突き動かされた当時の胸中を振り返る。

 自主制作でリリースしたアルバム『Voice Of Your Soul』は2000枚を売り上げ、東海ラジオ、@FMのレギュラーパーソナリティーに抜てき。40歳となった昨年にはユニバーサルミュージックと契約し、4月5日に1stアルバム『ROUTE55~はじまりの道』でメジャーデビューすると、その4日後には名古屋のセンチュリーホール公演を成功させた。

 転身から3年が経とうとする今、「『自分を犠牲にして誰かのために』ではなく、自分の本当にしたいことを、自分のためにすることが、結局誰かのためになっていると思っています。これからも自分の本当の気持ちに素直に活動していきます」と気持ちを新たにしている。

 今年第1弾となる新曲「桜が咲く頃、交わした約束。」は、美しいミディアムバラード。「桜の季節になると、世の中的に、心機一転ムード。そしてたくさんの『終わりと始まり』が交わる時期。ハッピーな気持ちになる人もいれば、憂鬱になる人もいて、多くの感情が動く季節。そんな中、誰かに想いを馳せることから見えてくる、強さ、弱さや優しさを表現しました。それらを歌で表現するためにも、言葉選びから一字一句の発音の強弱まですごくこだわっています」と明かす。

 プロデューサーには宇多田ヒカルを手がけた三宅彰氏を迎えた。三宅氏は「松田真将の声は、人の心の奥にある最も大切なものを優しく包みこみ、かつ強く支えるという魔力がある」と説明。松田は「三宅さんのおかげでボーカリストとしての成長も自分自身が感じるほどで、この楽曲の制作を通じ、歌うことがさらに楽しくなりました」と手応えを感じている。実業家として成功した松田は、異例の転身で遅咲きの花を咲かせることができるか。

最終更新:3/23(金) 11:00
オリコン