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大学への入学費用、幾ら掛かる?

3/19(月) 10:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

国立大学の入試も前期試験の入学手続きが終了し、進学先を確定させた受験生も多いことでしょう。一方で保護者が頭を悩ませたのは、入学に必要な費用の確保ではなかったでしょうか。大学など高等教育に掛かる費用が高騰していることは、社会的な問題にもなっています。現状と課題を考察してみましょう。

減らしても平均85万円、高校から7年間で935万円余り

「国の教育ローン」で知られる日本政策金融公庫は毎年、教育費負担の実態調査を行っています。最新の2017年度結果(昨年9~10月にインターネット上で実施)によると、受験費用や入学しなかった学校への納付金も含めた「入学費用」の合計は、大学の場合、平均85万2,000円でした。前年度(98万円)に比べ13万円近く下がっています。
しかし、大学全体で納付金が大幅に下がったという話は聞きません。それでも私立大学理系(120万1,000円→87万円)や同文系(95万9,000円→92万9,000円)だけでなく、国公立大学(79万7,000円→69万2,000円)でも10万円以上の減少です。少しでも受験・入学費用を抑えようという家庭の涙ぐましい努力がうかがえます。

高校入学から大学卒業までに必要な費用は、平均935万3,000円にもなります。前年度(975万円)に比べれば40万円近く減っていますが、それでも7年間で900万円を超えるのは、なかなか大変です。しかも私大理系なら1,045万9,000円(同1,147万1,000円)にもなります。
そうした在学費用が世帯年収に占める割合は、年収200万円以上400万円未満の世帯で35.1%(同36.6%)、400万円以上600万円未満で20.2%(同21.7%)、600万円以上800万円未満で17.2%(同17.0%)、800万円以上で12.7%(同12.3%)と、低~中所得層では若干下がったものの負担感は相変わらずで、中~高所得層も横ばいか若干上がっているという結果です。

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