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【本音座談会】私たちはなぜ30代でメガバンクを辞めたのか-- 三菱UFJからSansan、ユーザベース、マネフォへ転職

3/21(水) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

「From the Wall Street to Silicon Valley(ウォール街からシリコンバレーへ)」 --有能な人材が金融機関からテクノロジー企業やスタートアップへと流れる動きは、数年前から海外メディアで取り上げられてきた。モルガン・スタンレーの元CFO(最高財務責任者)のルース・ボラット(Ruth Porat)氏が2015年にグーグルのCFOに抜擢されたニュースは世界で報じられた。

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日本でも、「東京丸の内・大手町から六本木、渋谷、恵比寿へ」と、金融界からテクノロジーやスタートアップへの人材流出が起きている。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーの米投資銀行で働く大物バンカーに限らず、国内のメガバンクで数年勤務した30代でさえもがベンチャー企業に転職するケースは増加している。

依然として世界第3位の経済規模を誇る日本で、メガバンクはこの国の経済の背骨を構成する大きな存在だ。一流大学を卒業して、一度はダイナミックな金融ビジネスで働こうと志した彼ら、彼女らは、なぜ銀行を辞めるのか?そして、新天地で何をつかもうとしているのか?

約10兆円の時価総額を誇る三菱UFJフィナンシャル・グループを辞めて、今では規模の小さな企業やスタートアップで働く3人に話を聞いた。前編では、30代の3人が大手銀行・証券会社を辞めた理由について掲載する。

・黒川慶大さん(30):2017年6月に三菱東京UFJ銀行からユーザベースに転職。神戸大学卒業後、2010年に同行に入行。法人営業に配属され、中小企業から大企業までを担当した。

・矢尾板千絵さん(34): 2015年3月にマネーフォワードに入社。青山学院大学卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行し、営業本部やアセットファナインス部などに所属。2014年に銀行を辞めた後、約半年間、「自分探し」を目的に職を持たない生活を続けた。

・沢邉崇さん(35):2011年に三菱UFJ証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)からSansanに転職。青山学院大学卒業後、同証券会社に入社。リテール営業部に所属し株式や投資信託を個人投資家に販売した。トレーディング部に移動した後、三菱東京UFJ銀行に出向した。

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最終更新:3/21(水) 12:50
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