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女性が涙「蓄え根こそぎ奪われた」 福井地裁に集団提訴

3/21(水) 19:18配信

福井新聞ONLINE

 「多くの顧客が蓄えを根こそぎ奪われた。高齢者の尊厳を損なったジャパンライフの罪は重い」。集団提訴後の会見で、弁護団の野条泰永事務局長は厳しく断じた。

⇒【写真】顧客が200万円で購入した磁気製品

 弁護団によると、同社は磁気製品の預託商法で年6%の運用益をうたい、顧客に生命保険を解約させたり、自営業者の場合は事業用融資を受けさせたりして製品の購入費に回させていた。

 原告の60代女性は、毎日のように家に押し掛けられて誘いに応じてしまった結果、老後の蓄えを全て失い「これからどうすればいいのか」と涙を流したという。原告は1人暮らしの高齢者が多く、子どもや孫に被害を知らせていないケースも多い。

 弁護団は、同社が事実上倒産して以降も元従業員らが福井県内で磁気製品の購入を顧客に働き掛けていたと指摘。今後接触があった場合などは「2次被害を防ぐためにも相談してほしい」と呼び掛けた。

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 磁気治療器の預託商法を展開して破産開始決定を受けたジャパンライフ(東京)との取引で損害を被ったとして、福井県内の顧客23人が3月20日、同社の役員や福井店の元店長ら16人に損害賠償を求めて福井地裁に集団提訴した。23人が同社に支払った契約金などの被害額は計約6億2千万円に上る。