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現代の新型ニンジャとは 「Ninja400」と「Ninja250」は何が違う? カワサキ

3/22(木) 11:00配信

くるまのニュース

カワサキ“ニンジャ”ってナンジャ……!?

 マーチエキュート神田万世橋(東京都千代田区)内の期間限定ショールームで、カワサキモータースジャパンがレセプションパーティを開き提案した女性向けのライフスタイル「BLACK ELEGANCE(ブラック・エレガンス)」。そこでディスプレイされていたのが、新型の「Ninja400」と「Ninja250」です。

新型ニンジャの詳細を写真で見る(画像23枚)

 Ninja=ニンジャ? そう、あの“忍者”なんです。最初に車名として用いられたのは、1983年のパリショーで発表された「GPZ900R」を翌84年にアメリカ市場へ投入したときです。ヨーロッパでは「GPZ900R」として発売されましたが、北米仕様では「Ninja」のネーミングを付けて販売されていました。

 欧州仕様で115PS、北米仕様で110PSというハイパワーエンジンがもたらす強力な走りで世界中に大ヒット。以来「Ninja」は、カワサキを代表するものとなったのです。

 レセプションパーティの会場には、その初代「GPZ900R Ninja」もディスプレイされていましたから、バイクファンにとっては感動モノでした。

 1986年公開のアメリカ映画「トップガン」では主演のトム・クルーズが劇中で乗っていて、日本でもフライトジャケットなどと一緒に大人気となります。

区別が付かないと思ったら、じつは一卵性双生児

 そんな由緒正しきカワサキ「Ninja」シリーズの、普通2輪免許で乗れるアンダー400ccモデルが、「Ninja400」と「Ninja250」です。どちらもよく似ていて、ほとんど区別がつきません。

 それもそのはず、実はこの2台は正真正銘の兄弟車であり、車体を共通としているので見分けがつかないのも当然と言えます。車両重量も250が166kg、400が167kgでほとんど同じです。

 開発責任者の田中邦博さん(川崎重工株式会社モーターサイクル&エンジンカンパニー)によると、「両車ともスタイリングを『Ninja ZX-10R/10RR』から踏襲し、LEDヘッドライトやマルチファンクションLCDメーターなど装備面でもグレードアップを果たしています」とのこと。

 Ninja ZX-10R/10RRはカワサキ スーパースポーツモデルの最高峰。長兄のスタイルを、弟たちも受け継いでいます。

 田中さんはさらに教えてくれました。
「解析技術を用いた新設計のフレームで車体は大幅に軽量化され、従来モデル以上の軽快な取りまわしとハンドリングを実現しています」

 エンジンも両車とも水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブで、排気量が398ccと248cc、ここに大きな違いがあります。当然パワーフィールが異なり、「Ninja400」は最高出力48PS、「Ninja250」が37PSです。

 150cc、11PSの差とは……!? 実際、そんなに違うのでしょうか?

 その差は大きくもあり、小さくもあります。たとえば高速道路を走ったとき、400は比較的余裕を持って走れますが、250でも走れないわけではありません。これは「軽自動車で高速道路はツライですか?」と質問するのと同じで、オーナーがどう感じるかです。

 同じスタイルで、パワーフィールが違う。ちなみに400だと車検があり、1回目は3年後、以降2年ごとに必要です。ただし、車検の前に買い換えてしまうのなら、その差はありません。

 気になる車両価格は400だと69万9840円~、250なら62万9640円~、最後は超現実的な話しになってしまいましたが、大いに悩みます。

 ひとつ言えることは、ニンジャの弟分たちは最新のスーパースポーツルックで、歴代マシンや兄貴分らに負けないスタイリッシュさと軽快な走りが自慢だということです。そして女性にもよく似合います。

青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)