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燃費だけじゃない、日産 セレナe-POWERの意外な付加価値とは?

3/23(金) 6:30配信

オートックワン

電動化と安全性能向上がMクラスミニバンの価値をさらに高める

子育て層を中心に、依然、高い人気を誇るハイト系ミニバン。中でも、街乗りで扱い易い日産 セレナを代表とする5ナンバー+αのMクラスミニバンは、ここに来て更なる進化を遂げてきているのをご存知だろうか?

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最新モデルでトピックとなるのは、電動化と予防安全機能を含む運転支援システムの採用。中でも、低燃費走行にメリットが得られるハイブリッドモデルは、これまで、トヨタのヴォクシーやノア、エスクァイアといったモーターのみで走り出し、加速時にアシストを行うフルハイブリッドシステムが実燃費の面で一歩リード。セレナが先代から採用していたS-HYBRIDはモーターがわずかにアシストすることで、燃料消費を抑えて低燃費に貢献するというものだった。

ところが、2017年になると、ホンダのステップワゴンが上級モデルのスパーダにオデッセイに搭載された2モーター式のひとクラス上のハイブリッドシステムを採用。圧倒的な静粛性と滑らかさ、パワフルな走りでインパクトを与えた。

もはや、実用性もパフォーマンスも十分だと思われていたこのクラスのミニバンだが、電気自動車「リーフ」で電動化に力を入れている日産としては、ライバルたちが電動化で進化を遂げていく状況を目のあたりにして、セレナをモーターだけで走ることができない、いわゆる“なんちゃってハイブリッド”のままにしておくハズがなかった。

遅れてやってきた電動ミニバンの大本命「セレナe-POWER」

2018年2月下旬、遂に日産は「セレナe-POWER」を発売。パワーユニットは、エンジンが発電機としての役割を担い、モーターのみでタイヤを駆動して走る「ノート e-POWER」と同じ機構の3気筒 1.2Lエンジン+モーター+バッテリーを搭載してきた。ただし、ノートとセレナでは車両重量やクルマのキャラクターも大きく異なる。大柄で重量が増す多人数乗車のセレナのキャラクターに合わせて各部のチューニングが行われた。

具体的には、エンジンは多人数乗車や登り坂といった高負荷の状況に対応すべく、オイルクーラーを追加したことで、最高出力はノートよりも7%アップ。モーターは、重量感のあるセレナのボディをレスポンスよく加速させるために出力を320Nm、100kWにして25%アップした。また、モーターのみで走れる走行距離を伸ばすため、バッテリーは20%容量を増やした。

重量物はクルマのどこに配置するかで、操縦安定性や空間利用に影響を及ぼすが、そのあたりもしっかりと考慮されている。12Vのバッテリーはエンジンルーム内に収め、ハイブリッド用のリチウムイオンバッテリーは1列目のシートの床下に配置。エンジンのほかに、モーターやバッテリーを搭載するモデルでありながら、これまでのセレナと変わらない実用空間を実現してみせた。

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最終更新:3/23(金) 11:55
オートックワン