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買い出しも雨も花粉も心配なし。今年は「#エア花見」:空きスペース予約は昨年の10倍以上

3/23(金) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

2018年は桜の開花宣言が例年より早く出されたものの、3月はまだまだ天気が安定しない。3月21日には東京に季節外れの雪も降り、咲きかけた桜も寒そう。雨や寒さの心配もすることなくお花見を楽しみたい!そんな声に押されて登場したのが、室内で花見をする「#エア花見」だ。企業のお花見イベントでも、「リアル花見」を「#エア花見」に切り替えるところが増えている。

インスタ映え重視!エア花見【全画像はこちらから】

「お花見の場所まで行くのが億劫」

レシピ動画サイト「kurashiru」の調理部で働く小林夏美さんは今年、社内で開催するお花見イベントを「#エア花見」に切り替えた。その理由は社内からの要請だった。

2017年までは外でお花見をしていたが、社員から 「お花見の場所まで行くのが億劫」「花粉症なので外に長時間いるとつらい」と不満が相次いでいた。

今年は、いつも料理制作をしているキッチンでお花見をする。外だと冷たくなった料理しか食べられないが、社内設備のキッチンを使えば、温かい料理をお酒と一緒に楽しむことができる。

予算面を見ても「#エア花見」はリーズナブルだ。月に1回、福利厚生として実施している社員向けの料理教室で使う予算を「#エア花見」に充てる。自費で払う必要があるのはお酒など飲み物だけだ。

肝心の桜は、プロジェクターで桜の映像を流すことで代用する。せっかくのお花見シーズン。本物の桜を見たいという声は?

「今までは場所取りや荷物運び、買い出しなどが大変だった。社内からは前向きな声をいただいていますね」(小林さん)

「#エア花見」予約は昨年の10倍以上

「#エア花見」サービスを提供する企業も出てきた。レンタルスペースや貸し会議室などのサービスを展開するスペースマーケットは、2017年から「#インドア花見」「#エア花見」ができるレンタルスペースの特集を開始している。

2018年には「#インドア花見」「#エア花見」関連の予約は2017年の同月対比で10倍以上。そのうち法人利用が4割だという。

実際に、六本木のLounge-Rで開催された「#エア花見」イベントに行ってみた。

主催者は、PR Table社の共同創業者、菅原弘暁さんだ。11月にPRをテーマにした大規模なカンファレンスを開催するにあたり、ボランティアスタッフとして参加してもらう他社の広報や人事担当を集めたキックオフミーティングを「#エア花見」ですることに決めた。

その理由はやはり天気が読めない不安から。せっかくの初顔合わせ。ちょうど今がシーズンのお花見を取り入れたかったが、雨が降ったり寒さのために中止となってしまうのは避けたかったという。

「かといって、大切なスタッフを普通の居酒屋の30人席に押し込めてしまうのも、と思ったし、立食スタイルもなかなかみんなと落ち着いて話せない」(菅原さん)

思いついたのが、キッチンが使えてお花見も楽しむことができる、室内のレンタルスペースだった。

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最終更新:3/23(金) 15:56
BUSINESS INSIDER JAPAN

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