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101歳の大女優の訴え、棄却

3/30(金) 16:32配信

シネマトゥデイ

 実在した有名な確執を描く米アンソロジードラマ「フュード/確執 ベティ vs ジョーン」で、無許可で自分を描かれたと訴訟を起こしていた101歳の大女優オリヴィア・デ・ハヴィランドの訴えが控訴裁判所で棄却された。Deadlineなどが報じている。

【写真】オリヴィア役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ

 女優ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードの確執を描いた同ドラマでは、映画『遥かなる我が子』『女相続人』などで知られるオリヴィアをキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じている。これに対し、オリヴィアは、テレビドラマをセンセーショナルに表現し、宣伝するために、製作側は自分の名前とイメージを私物化したと主張。彼女の利害を無視し、精神的、感情的安寧を損なったとして訴訟を起こしていた。

 FX局はすぐに棄却の申し立てをしたが、これが認められなかったため、控訴裁判所に申し立てをし、今回の棄却が決まったという。主な理由は、キャサリンによるオリヴィアの描写は、理性的な人にとっては、違法と言えるほど非常に侮辱的なものではないということだったようだ。オリヴィア側は「このドラマの描写は、プロとして彼女が80年以上にわたり築き上げてきた評判をおとしめるものだ」と訴訟の際にコメントをしていた。

 オリヴィアの弁護士は、控訴裁判所の裁判官の一人はFX局の弁護士事務所の元パートナー弁護士だったこともある人物だったと指摘し、エンターテインメント界寄りの判断であると主張。上訴する構えであることを示唆しており、まだまだ戦う気であることを明らかにしている。(澤田理沙)

最終更新:3/30(金) 16:32
シネマトゥデイ