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かつてラグビー強豪、在校生ゼロに 敦賀の昭英高校、休校状態

4/6(金) 18:39配信

福井新聞ONLINE

 福井県敦賀市長谷にある私立高の昭英高が4月から在校生がゼロとなり、休校状態になっていることが5日分かった。同校を運営する学校法人・湖海学園は、3月までに在校生を転校させるなどの措置を取り、本年度の新入生の募集も停止していた。

 同校関係者や県大学・私学振興課によると、昨年9月に湖海学園の理事長(愛知県在住)が亡くなり、その後理事会で同校の運営について検討した結果、新入生を募集しないことを決めた。当時は3年生2人、2年生1人が在籍していたが、保護者と話し合い、3年生はそのまま卒業、2年生は転校させ、休校状態にしたという。

 同校は現在、元職員らが残務整理などで出入りしているとみられるが、運営している様子はない。ネット上の同校のブログは昨年4月以降更新されておらず、ホームページもシステム入れ替えのため停止中としたままになっている。湖海学園は法人として存続しているとみられる。

 同校の創立は1974年4月。全寮制で、大学の医学部進学を目指して全国から生徒を集めた。県大学・私学振興課によると、一時は体育、国際も含めて3コースがあり、94~97年度ごろは生徒数が190人前後だった。95、96年には同校ラグビー部が県代表として花園の全国高校大会に出場した。

 ただ、2011年度以降は入学者数が1桁となり、昨年4月の入学は募集していたもののゼロ。同校は県私立中学高校協会に加盟しておらず、近年は県内の入学者もほとんどいなかったという。同校関係者の一人は「生徒数を減らしてきていたのは、校舎の老朽化もあり、経営上の考えがあったのではないか」と話した。

 県大学・私学振興課は「休校状態にした理由は定かでないが、学校法人側で今後の在り方を検討していると聞いている。これまで(昭英高に対する)私学助成金の実績はない」としている。

福井新聞社

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