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土俵で救命に当たった女性の初期対応、医師が絶賛「相当トレーニングを積んだ方と思われます」

4/6(金) 12:26配信

ハフポスト日本版

京都府舞鶴市で開かれた大相撲の巡業で、土俵で倒れた多々見良三・舞鶴市長に心臓マッサージをしていた女性たちに、「土俵から降りてください」と求めたアナウンスが物議を醸している。朝日新聞デジタルによると、女性は看護師だったという。(錦光山雅子 / ハフポスト日本版)

女性が蘇生にあたる様子を撮影した動画はこちら

日本救急医学会の「ICLSコース」ディレクターで、昭和伊南総合病院麻酔科診療部長の大房幸浩さんは、YouTubeに投稿された、現場の様子を伝える動画に映った土俵上の様子から、中心になった女性がとった初期対応を検証、自身のFacebookで公表した。

ICLSコースは、突然の心停止など、緊急性の高い事態になったときの適切な初動とチーム蘇生の技術を習得するための講習で、大房さんは、ディレクターとして心肺蘇生、1次、2次救命処置を医療関係者に指導している。

以下、動画から確認できる土俵上での大まかな蘇生の流れだ。

3秒  女性Aが土俵に上がる

21秒  女性Aが周りの人をかき分ける

23秒  女性Aが胸骨圧迫(心停止した人の心臓のあたりを両手で圧迫して血液の循環を促す)開始。女性Bが到着

27秒 女性Aが周りに指示

43秒 女性C、Dが土俵に上がる

45秒 AED(自動体外式除細動器)が到着

47秒「女性の方は土俵から降りて下さい」のアナウンス

49秒 女性Aから女性Bに胸骨圧迫交代

56秒 女性Bから救急隊員に胸骨圧迫交代

69秒 救命バッグを持った救急隊員が土俵に上がる

70秒 女性A、Bが土俵から降りる

75秒 担架到着

76秒 胸骨圧迫が中断された様子(AEDの解析中と思われる。AEDは作動させた形跡がなく、その後は心肺蘇生も行っていないため、脈と呼吸が確認されたか、生体反応が現れたと思われる)

82秒 女性CとDが、土俵から降りる

117秒 「救急車呼びました」

145秒 救急隊員が瞳孔を確認している。(この時点では意識がなかったと思われる)

161秒 担架に乗せる

172秒 救命バッグ撤収

186秒 担架で市長を搬送。胸骨圧迫、人工呼吸は行わず

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