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接続遮断も…違法漫画サイト根絶に政府が本腰

4/6(金) 20:59配信

FNN PRIME

政府は、人気漫画や雑誌を著作権者に無断で公開する、いわゆる「違法漫画サイト」の根絶に向けて、プロバイダー事業者に違法サイトへの接続そのものを遮断する「サイトブロッキング」を行うよう求めることなど、法整備を含めた対策の調整に入った。

無料漫画がついに違法に?

「違法漫画サイト」は、人気漫画や雑誌を著作権者に無断で掲載し、誰でも無料で閲覧できる状態にしている。こうした海賊版サイトの運営者は広告収入を得ている一方で、著作権者に使用料などは支払われない。

日本漫画家協会は2月、「このままの状態が続けば、日本のいろいろな文化が体力を削られ、ついには滅びてしまう」と異例の声明を発表し、危機感をあらわにした。

こうしたことから、政府は、3つの対策の検討を進めていて、6日の会見で松山科学技術相が方針を示した。

1つめは、広告業界の団体などに海賊版サイトに広告を出稿しないよう協力要請を行うことだ。すでに広告業界では、広告配信先のコンテンツのチェックなど自主的な取り組みを行っているが、政府はチェック体制を強化して、サイトの資金源を遮断したい考えだ。
ただ、業界団体に加盟していない広告事業者や海外の事業者もあり、「効果は限定的」との指摘もある。

2つめは、プロバイダー事業者に対し、海賊版サイトへの接続そのものを遮断する「サイトブロッキング」実施の要請だ。
具体的には「漫画村」などのサイトに接続できないようにすることを求める方針だが、現在の法律では、明確な根拠規定はない。あくまでも「著作権者や出版社の被害を踏まえ、プロバイダーに協力をお願いする」ことにとどめるという。

3つめは、いわゆる「まとめサイト」(リーチサイト)についても著作権侵害として、差し止め請求や刑事罰の対象とする法整備だ。
まとめサイトは、海賊版サイトへのリンクが張られているだけで、著作権法違反には当たらないとも解釈されている。このため、著作権法の改正や新法制定も含めた検討を行うことにしている。

政府は、「漫画家やクリエーターに入るべき収益が海賊版サイトに奪われることは、コンテンツ産業の根幹を揺るがす事態となりかねない」(菅義偉官房長官)として、早急に対策を講じることにしているが、私たちが海賊版サイトを使わないことが一番の対策になる。

最終更新:4/9(月) 10:25
FNN PRIME