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檻で障害者の40代息子を20年監禁 容疑で70代の父親逮捕へ 兵庫・三田

4/7(土) 10:40配信

神戸新聞NEXT

 精神疾患のある40代の息子に20年以上、兵庫県三田市の自宅に隣接するプレハブ内の檻での生活を強いていたとして、兵庫県警が7日、70代の父親を監禁容疑で逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。1月に自宅を訪問した同市職員が虐待の疑いがあると判断。約1カ月後に相談を受けた県警が父親から事情を聴いていた。

 同市の関係者によると、1月に住民の通報を受け、担当職員らが訪問。木製の柵で囲われた狭い空間で男性が暮らしており、ペット用とみられるトイレシートが敷かれていた。

 父親は市に対し、「(男性が)16歳ごろから暴れ出すようになり、檻で生活させていた。家族の留守中は檻に入れていた」などと説明した。檻は高さ約1メートル、幅約1・8メートル、奥行き約90センチの大きさという。

 男性は精神障害者手帳を取得していたが、福祉サービスを利用したことはなかった。同市の担当者は「男性が障害者手帳を取得していたことは以前から認識していたが、障害の度合いが行政が見守るレベルなのかどうかは把握していなかった」としている。

 同市の森哲男市長は神戸新聞社の取材に、「20年前はまだ障害者の人権を尊重する法律が整っておらず、実態が見過ごされていたのではないか。通報を受けて家族に事情を聴き、状況を確認していたため、警察への連絡は1カ月後になったが、捜査には協力していきたい」と話した。

 大阪府寝屋川市では昨年12月、住宅のプレハブに監禁されていた女性(33)が死亡し、両親が保護責任者遺棄致死と監禁の疑いで大阪府警に逮捕された。女性の両親も「精神疾患で暴れるため監禁した」と供述している。

最終更新:4/7(土) 15:17
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