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満員の客席に感謝 川崎出身・SHISHAMO 7月には等々力でライブ アルバム発売も決定

4/9(月) 12:01配信

カナロコ by 神奈川新聞

 川崎市立川崎総合科学高校出身のロックバンド「SHISHAMO(ししゃも)」が3月30日、東京・渋谷のNHKホールでライブを行った。約2時間半のステージでは、アサヒ飲料の「カルピスウオーター」CMに起用されている新曲「水色の日々」や未発表曲など22曲を元気いっぱいに歌い上げた。

【SHISHAMO】おばけも登場したNHKホールライブ

 ギター・ボーカルの宮崎朝子(23)は「(昨年大みそかに初出場した)NHK紅白歌合戦ぶりに(会場に)戻ってきました。SHISHAMOを見に来たみんなだけでいっぱいになった、この景色を見ることができてすごくうれしい」と感激していた。

 大みそか後は曲作りなどに努め、3月24日にベースの松岡彩(22)の地元・大阪でツアーをスタートするまで、ライブ活動を行っていなかった3人。満員の会場を見つめた宮崎は「ライブは楽しい!」と思いを音にぶつけた。

 「ホールならではの演出を見せたい」と計画していた企画のひとつとして、ライブと連動したアニメーションを宮崎が描き下ろすなど、新たな試みでファンを喜ばせた。

 紅白を振り返った場面で宮崎は、ドラムの吉川美冴貴(23)が出演後に感極まって号泣したことを暴露。吉川は「高校生のホーン隊と協演して『マジ生きていて良かった、きょうまで』って思って演奏していて、終わったら涙が止まらなくなっちゃって」と思い出し泣きをしそうになっていた。

 紅白で披露した「明日も」を演奏した場面ではファンと合唱。宮崎は「きょう実は緊張していたけど、みんなの笑顔、『明日も』を聴いて涙してくれている姿を見て、楽しんでくれているのかなと安心しました」と感謝していた。

 6月17日に広島である最終公演までの間に、全国19カ所をめぐり、過去最大の3万7千人を動員する。北海道、福岡などすでに完売している会場もあり、デビュー5年目にして飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 7月28日には川崎市中原区の等々力陸上競技場で凱旋(がいせん)ライブを行う。宮崎は「私が生まれた町にみんなを招待したいと思ってライブをすることになりました。夏祭りみたいに楽しいことを全部詰め込んだ1日にしたい。みんな遊びに来て」と呼びかけていた。

 TOKYO FMが続けているラジオの中の学校企画「SCHOOL OF LOCK!」の新アーティストとして6日から「SHISHAMO LOCKS!」の放送を開始した。毎週金曜午後10時15分から。音楽はもちろん、講義を通して10代リスナーにエールを送っていく。

 8日に名古屋で行った公演では、1年4カ月ぶりのアルバム「SHISHAMO 5」(3千円)を発売することを明かした。同時に発売される特別仕様ボックス(5500円)には、宮崎がイラストを施したTシャツが、ポーチに入っており、宮崎は「等々力の夏祭りには、このTシャツを着て来場してほしい」と思いを込めている。