ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

西野ジャパン誕生で本田、長友、香川、岡崎の“ビッグ4”復権

4/10(火) 16:43配信

東スポWeb

 西野ジャパンの誕生で“現状打破”だ。9日に電撃発表されたサッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任と、現技術委員長の西野朗氏(63)の新監督就任は日本中に大きな驚きを呼んだ。西野新監督はW杯本大会までわずか2か月間で新チームをつくり上げることになるが、その期待値は高い。FW本田圭佑(31=パチューカ)ら“ビッグ4”が主軸として復権する見込みで、スター軍団として本番に臨むことになるからだ。

 ハリルホジッチ監督更迭という非常事態で、新たな指揮官に指名されたのは西野氏だった。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は「非常に厳しい決断でしたが、1、2%でもW杯で飛躍できる可能性にかけ、今回の監督交代を決めました。W杯まで2か月と時間がなく内部昇格しかないと。日本サッカーの英知を結集すべき時と考えています」と説明した。

 西野氏といえば、1996年アトランタ五輪に臨んだ男子代表を指揮。MF中田英寿、MF前園真聖らを擁し、サッカー大国ブラジルから大金星を挙げた「マイアミの奇跡」を演出した。J1G大阪の監督時代にも2008年のアジアチャンピオンズリーグ制覇をはじめ数々のタイトルを獲得し、J1最多の270勝を誇る名将だ。

 では、2か月後に迫るロシアW杯に向けてどんなチームをつくるのだろうか。J1クラブの強化担当は「緊急事態だから、実績のある選手が代表に戻ってくるんじゃないか。中でも岡崎(慎司=31、レスター)や本田は軸になれる選手。W杯まで短期間でチームをつくらなければいけないから、軸は固定したほうがいいしね」と分析した。

 ハリルジャパンではしばらく招集されなかった“侍ストライカー”と、3月の欧州遠征で半年ぶりに復帰した元エースの本田に加え、10番を背負ってきたMF香川真司(29=ドルトムント)にDF長友佑都(31=ガラタサライ)と、欧州で結果を残した“ビッグ4”を中心に西野ジャパンを構築していくことになる。

 一方、西野氏自身も五輪代表では甘いマスクもあって選手たちから「プリンス」と呼ばれたスター監督だ。当時はテレビCMに出演したほどで、田嶋会長が「(早稲田)大学時代の西野さんはいつも後ろに200人くらいの追っかけ女性たちがいた。(筑波大の)僕はせいぜい20人くらい」とかつて話していたように、日本サッカー界では異例の人気ぶりだった。

 ハリルジャパンは成績不振で試合内容も低調だった上に、テレビ視聴率が低迷。ファン、サポーターからの支持もまったく得られない“不人気チーム”だった。しかし西野ジャパンは、この2か月で一気にスター軍団へと生まれ変わるのは間違いないだろう。

 西野氏は9日、協会を通じて「このような状況になったことについて、技術委員長として責任を感じています。自分の立場を考えるのではなく、現状況を打破することが第一義だと判断し、日本代表の指揮を執ることにしました。全身全霊で取り組んでいきます」とのコメントを発表した。

 新チームの指導は5月中旬となるが、再スタートを前に日本代表の人気回復は確実。あとはピッチでどんなサッカーを見せられるのか。

 ☆にしの・あきら 1955年4月7日生まれ。埼玉県出身。早大時代から日本代表に選ばれ、日立製作所(現J1柏)でプレー。96年アトランタ五輪では日本を率い、ブラジルを破る金星を挙げた。G大阪で2005年のJ1優勝、08年のアジアチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲得したのをはじめ、柏、名古屋などの監督としてJ1最多の270勝を誇る。16年3月から日本サッカー協会の技術委員長を務めた。

最終更新:4/10(火) 16:43
東スポWeb

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合