ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

アプリでストーカー容疑 逮捕の男「彼女が心配だった」

4/10(火) 22:05配信

TOKYO MX

TOKYO MX

 携帯電話の位置情報が分かるアプリを交際していた女性のスマートフォンに無断でインストールして行動を監視するなど、ストーカー行為をした疑いで、東京・練馬区の男が逮捕されました。男は「彼女が心配でやった」と話しています。

 ストーカー規制法違反などの疑いで逮捕されたのは、練馬区中村南の会社員・宮沢健太容疑者(29)です。警視庁によりますと、宮沢容疑者は1月、交際していた30代の女性のスマートフォンに位置情報が分かるアプリを無断でインストールし、行動を監視するなどした疑いが持たれています。被害に遭った女性は寝ている間にスマートフォンの指紋認証のロックを解除され、位置情報が分かるアプリを勝手にダウンロードされていました。

 宮沢容疑者は少なくとも80回ほどアプリを使って女性の居場所を調べたとみられ、女性と別れた後には「いま大宮にいませんか?あなたを見掛けましたが」などと、女性の行動を監視しているようなメッセージを送っていました。

 今回の事件に、スマートフォンを持つ街の人からは「位置情報まで知られたら怖い。外に出られない」「そういうアプリを作らない方がいい気がしてくる」「友達がそういう経験をしたと聞いたことがある。同じようなアプリが入っていて、ストーカーされたことがあると言っていた。もし自分の身に起こったら怖い」など、不安の声が聞かれました。

 調べに対し、宮沢容疑者は「彼女が心配でやった」と容疑を認めています。また、宮沢容疑者は女性に復縁を迫り「おまえを殺す」などと脅したとして、3月に逮捕・起訴されています。

不正にアプリをスマホへ どんな犯罪行為に?

 自分が気づかぬうちに、誰かに居場所や行動を把握されるのは非常に怖いものです。悪意のある使われ方をすると怖い部分もありますが、もちろん便利な面もあります。位置情報が分かるアプリは、2人がお互いにスマートフォンにインストールしていると、お互いが今どこにいるのか地図上に表示されます。ただ、自分の場所を表示させないようにする機能もあります。このようなアプリは複数の種類があり、子どもの防犯や待ち合わせなどに利用することもできます。

 今回の事件で、容疑者の男はこうしたアプリを相手の同意がないまま無断でインストールし、どこにいるのか監視していたとみられています。この行為について警視庁は「不正指令電磁的記録共用」の容疑で立件しました。みらい総合法律事務所の谷原誠弁護士によると「正当な理由なしに人のコンピューターやスマートフォンなどにアプリやウイルスを入れて作動させる行為」がこれに当たり、有罪となれば3年以下の懲役、または罰金50万円以下の罪になるとしています。交際中の恋人同士や夫婦、親子でもこの罪が成立します。ただ、親が子どものスマートフォンなどに防犯目的と伝えて位置情報アプリをインストールすることは、正当な理由があるのでこの罪には当たりません。

最終更新:4/10(火) 22:05
TOKYO MX