ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

EPAで看護師合格 ベトナム人のハインさん「たくさん学びたい」

4/15(日) 10:00配信

河北新報

 ベトナム人のダン・ティ・ミン・ハインさん(36)が今月、福島県いわき市の常磐病院で、看護師として働き始めた。経済連携協定(EPA)に基づいて2年前に来日。同病院に勤めながら勉強を重ねて国家試験に合格した。「まだたくさん学ぶことがある」と向上心を絶やさない。

【津波で亡くなった両親へ】3年後看護師に 報告待ってて

 ハインさんは同国ハイフォン出身で、地元の病院で約10年間、看護師として勤務した。2016年、「最新の医療と丁寧な看護技術を学びたい」と来日。同年8月から常磐病院で看護補助として勤務した。

 看護師国家試験合格は東北の病院勤務のベトナム人第1号。来日前に日常会話は身に付けたが、試験問題は知らない漢字が並び、日本独特の文化が反映された設問もあり、苦労したという。

 看護師候補者として滞在できるのは最長3年。努力と病院の学習支援で2年目での合格を勝ち取った。

 11歳と7歳の子ども2人を母国に残す。寂しさもあるが「合格で終わりではない。日本語や看護の技術、患者さんとのコミュニケーション、日本文化をさらに勉強したい」と前向きだ。

 病院の宮川真奈美看護部長は「優しく我慢強く、相手を安心させる人柄。寄り添う看護を十分にやっている」と太鼓判を押す。

 病院を運営するときわ会グループは、国際貢献と、東日本大震災で受けた支援への恩返しからEPA事業に取り組む。ベトナム人看護師候補者は他に2人おり、本年度も3人が加わる予定。インドネシア人介護福祉士候補者も受け入れる。

最終更新:4/15(日) 10:00
河北新報