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◆皐月賞追い切り(11日・栗東トレセン)
牡馬クラシック第1弾、皐月賞・G1(15日、中山=5着まで日本ダービー優先出走権)に出走する16頭全馬の追い切りが11日、東西トレセンで行われた。2歳王者ダノンプレミアムの回避により、混戦ムードが漂う3冠初戦。報知杯弥生賞覇者の不在は00年以来で、本紙では当時の優勝馬エアシャカールと同じ弥生賞2着のワグネリアンにズームイン。直前では初めてのコース追いで、メンタルの成長が見込める同馬をヤマタケ(山本武志)記者が分析した。なお、12日に枠順が発表される。
想定外だった。ワグネリアンはレース当週としては追い切りで初めて、栗東・CWコースに入った。道中はジッと脚をため、ラスト1ハロンで伸びやかなフォームに変わったが、今までの坂路と同じように最後まで馬なりで見た目に地味。では、なぜ調教のコースを変えたのか。そこには明確な意図があった。
「前走は坂路で調教が軽く、元気が有り余っていたのか、テンションが高かった。ただ、(今回は)強度を強めるのではなく、長めからゆっくり乗ろうという感じ」と友道調教師は説明。1周1600メートルのCWコースなら、800メートルの坂路より運動量は確かに増える。ただ、折り合いを欠くなど、想定以上の負荷がかかる危険性もある。それでも追い切り内容を変更した陣営の決断から、気性面の成長に確かな手応えが伝わってくる。
その感触はすでにあった。5日の1週前追い切りに福永が騎乗したからだ。前走時には主戦の騎乗でテンションが上がることを懸念。追い切りは1度も手綱を執らなかった。前走後からCWコースをゆっくりと常歩(なみあし)で1周歩かせるなど我慢させる調教にじっくり取り組んできたことが実を結んでいる。
「今日も馬場入りは常歩で歩けていたし、調教が終わった後も他の馬と一緒に歩けていた。以前はできなかったこと」。この日の落ち着き払った姿を見届けたトレーナーは満足そうにうなずいた。
今回は厩舎で馬房が隣のジュンヴァルロと一緒の関東遠征。仲間が近くにいることも平常心を保つことにつながる。「落ち着きも出て、毛づやも前走とは違う。2冠目のダービーへ、胸を張っていきたい」と友道師は力を込める。質量ともに濃いメニューを消化し、大きな上積みを加えているのは間違いない。(山本 武志)
<福永騎手に聞く コントロール利きやすくなった>
―前走(報知杯弥生賞2着)を振り返って下さい。
「結果として(ダノンプレミアムには)完敗だったが、休み明けで馬が気負っていてゲート内でもうるさかった。あの精神状態でもレースではリラックスして、道中は今までで一番いい走りをしてくれた」
―ギアの入りが遅い点が課題でしょうか。
「前走は短い直線でどう加速するかも見たかった。想像通りの遅さ。4コーナーからステッキを入れても、あまり反応しなかった。初戦から変化は見られない」
―最終追い切りでは騎乗していませんが、1週前追い切りで乗った感触はどうでしたか。
「先導する馬のペースが遅かったので、ゴールを過ぎても1ハロンほどは加速させた。コントロールが利きやすくなり、落ち着いて、より良いフォームで走っていた。前進気勢の旺盛すぎるところが修正されており、さすが友道厩舎だなと」
―この馬の長所はどのあたりですか。
「トップスピードに入った時に軸がぶれないところ、体感の強さ」
―本番に向けて抱負を聞かせてください。
「今までにないタフな競馬になるが、どの馬も同じ。現時点で課題があっても、ワグネリアンなら乗り越えられるポテンシャルはあると思う」
スポーツナビ 競馬情報
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