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エンゼルス大谷を褒めちぎる「MLB公式サイト」と日本の差

4/12(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「オオタニは異次元の期待を超えた」

「大谷翔平ショーはこの日も大盛況」

 メジャーリーグで快進撃を続ける大谷翔平(23)をこう報じているのは、大リーグ機構が運営する「MLB公式サイト」。投手として2勝目を挙げた際は、「オオタニの武器は“反則級”のストレート」と絶賛し、トップニュースで伝えた。MLBは「Cut4」という公式動画も運営しており、そこでも大谷はスター級の扱いだ。

 日本のメディアでは、スポーツ専門局「ESPN」や「USAトゥデー」「ロサンゼルス・タイムズ」などの記事の引用を度々目にするが、「MLB公式サイトによると」という表記もお馴染み。要は、身内の選手を褒めているのだが、“公式”と聞くと、何だか情報の信憑性が高いような気もしてくるから不思議だ。

「『MLB.com』が今のような形になったのは、イチローが活躍した十数年前からです。SNSの普及にいち早く目を付けた格好で、MLBが自ら専属記者を雇い、解説者も抱えている。ちなみに、大谷が所属するエンゼルスの担当は若い女性記者です」

 こう話すのは、メジャー事情に詳しいスポーツライターの友成那智氏だ。

 MLB公式サイトは他にも、「ベーブ・ルース以来」といった過去の統計記録や大谷の直球速度・回転率、スプリットの空振り率などのデータを即座にアップ。ファンを楽しませるという面では、ビジネスをよくわきまえている。

 では、日本野球機構(NPB)の公式サイト「NPB.jp」はどうなっているのか? 残念ながら、こちらは大々的なトピックス記事はなし。イベント告知やチーム成績などの情報を淡々と公開しているだけだ。

「予算の都合もあり、選手の活躍を公式ニュースとして扱うのは難しい状況です。また、選手の肖像権などクリアしなければならない課題も多いのです」(広報担当者)

 担当者は申し訳なさそうに話すが、選手の肖像権を選手会が管理してMLBに運用させるメジャーリーグに対し、日本は各球団で対応が個々に違ってくる。

 コリジョンルールや申告敬遠など、メジャーに右へ倣えでルールを変更してきた日本のプロ野球。こんないい面なら見習ってほしい。

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