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アラーキーの「ミューズ」と呼ばれた私のこれから。KaoRiさんが語る、告白後の心境

4/12(木) 18:05配信

BuzzFeed Japan

「アラーキー」の愛称で知られる写真家、荒木経惟さんにモデルとして尊重されていなかったとして、16年にわたってモデルをつとめていたKaoRiさんがブログで告白した。KaoRiさんは、2017年11月からBuzzFeed Newsのインタビューに答えていた。告白後の心境を改めて聞いた。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

性犯罪の被害者と加害者が考えていることはこんなにも違っていた

KaoRiさんは、性暴力被害を訴えて連帯する「#MeToo」の動きを受け、2017年11月からBuzzFeed Newsのインタビューに答えていた。3回にわたる面会とメールで考えを整理し、最終的に自分の言葉でブログを書くことを決断したという。

<私について「現在のパートナーであり、ミューズ」と書いた記事もありました。曖昧にされたまま、勘違いされ続けるのは辛いので、とってもとっても怖いけれど、自分の言葉で綴ろうと思いました。(ブログより)>

4月1日に公開したブログは12日現在で8万回超シェアされ、話題になっている。ネット上には荒木さんを批判する声があふれ、KaoRiさんのもとには多くのメールが届いた。ブログを書いた後、何を思っているのか。4月11日に再び話を聞いた。

「電話をしたが、わかりあえなかった」

「私は知名度もないので、きっと誰にも信じてもらえないだろうと思っていたので、これほど話題になるとは予想していませんでした。でも、共感したというメールをたくさんいただき、とても励みになりました」

「ただ、荒木さんが一方的にバッシングされることは望んでいません。さまざまな反響がある中で、荒木さんがコメントしない限り、その方向に流れてしまいそうなので、連絡を取ってみたんです」

4月10日、荒木さんに電話をした。KaoRiさんによると、荒木さんはブログを読んではいたが謝罪などはなく、話し合いに至らず電話を切られたという。

「やはり、わかり合えないということがわかりました。それはそれでいいから、私は新しい未来をつくっていきたい。新しい人生を守りたい。これからもずっと『アラーキーのミューズであり、パートナー』と都合よく書かれたり、放送されたりすることがあってほしくないのです。それがわかってもらえたら、十分です」

「#MeTooの動きがなかったら、いまもドキドキして怯えながら日常生活を送っていたんだと思います。2年前は死ぬことしか考えられませんでしたが、いまは過去は過去として丸ごと受け止め、この経験がどこかの誰かの役に立てばいいと思っています。#MeTooのおかげで自分の意思を表明したいという気持ちになれました。とても前向きな気持ちです」

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最終更新:4/12(木) 18:24
BuzzFeed Japan

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