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フォード、新型「フォーカス」を発表! セダンやクロスオーバー風モデルも登場

4/12(木) 18:10配信

Autoblog 日本版

フォードは4月10日、新型「フォーカス」を世界に向けて発表した。生産は中国で行われ、中国と欧州では今年中に、北米市場では2019年後半に発売となる予定だ。

フォードによると、4代目となる新型フォーカスは世界中の顧客から声を聞き、一から設計し直したという。ボディ・スタイルは5ドア・ハッチバック、4ドア・セダン、5ドア・ワゴンの3種類が用意され、トリムも装備の充実した「Titanium」、高級仕様の「Vignale」、スポーティな「ST-Line」に加え、クロスオーバー風の「Active」も登場したが、高性能な次期型「フォーカス RS」についてはまだ言及されていない。


エンジンは市場によって異なり、中国には1.0リッター直列3気筒と低速トルクを重視した1.5リッター直列4気筒という2つの「エコブースト」ガソリン・エンジンを導入。欧州にはさらにチューニングが異なる1.5リッター・ガソリン(おそらく高出力型と思われる)と、2.0リッター「エコブルー」ディーゼル・エンジンも用意される。新開発の8速オートマチック・トランスミッションは、運転スタイルに応じてギアチェンジのタイミングを最適化する「アダプティブ・シフト・スケジューリング(Adaptive Shift Scheduling)」と、クラッチ圧を自動調整してスムーズなシフトチェンジを可能にする「アダプティブ・シフト・クオリティ・コントロール(Adaptive Shift Quality Control)」が特徴だ。標準装備の「ドライブ・モード・テクノロジー」は「ノーマル」、「スポーツ」、「エコ」モードから選択でき、これによってエンジンとトランスミッションのレスポンスやステアリングのフィール、アダプティブ・クルーズ・コントロールの設定などが変化する。フォードによると、完全に新設計されたシャシーとサスペンションはねじり剛性が20%向上したことで、乗り心地が洗練され、運転が楽しいものになっているという。これは、例えばトヨタが、フォーカスと競合する新型「カローラ ハッチバック」に関して語っていることと通じる。


安全面の最新技術としては、フォードのドライバー・アシストシステム「Co-Pilot360」が搭載され、車線維持機能も含む「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」、道路標識も認識できるカメラからの情報に基づいて曲がる方向を照射するアダプティブ・ヘッドライト、「アクティブ・パーク・アシスト」の最新バージョン、不測の事態に障害物を避ける手助けとしてステアリング制御を行う「エヴァシブ・ステアリング・アシスト」などがこれに含まれる。「Sync3」インフォテインメント・システムや、Wi-fi接続、ワイヤレス充電などの機能も装備する。充電といえば、新型フォーカスに電気自動車やハイブリッド・バージョンが追加されるかどうかについては明らかにされていない。


デザインに関しては、すぐにフォーカスだと認識できる特徴は受け継がれているものの、先代よりボンネットが長く、キャビンが後方に位置している。これによって全体的なサイズは変えずに路上ではより大きく見え、存在感が増したとフォードは説明する。ホイールベースも延長され、特に後部座席の肩周りや足元スペースが広くなったという。インストゥルメント・パネルの設計も見直し、乗降性が改善されたそうだ。


新型フォーカスのコンフィギュレーションは大幅に合理化されることになった。いくつかの地域では注文可能なクルマの仕様が360種類から26種類へ92%も減らされた。さらにモデル・ラインで共有するテクノロジーを増やしたことで、新型フォーカスは生産性とコストを下げることに成功したという。生産を中国に移したのもこれが理由だ。しかし、フォードによれば、新型フォーカスは市場に合わせて完全にローカライズされるという。「我々はフォーカスのラインアップで世界中のそれぞれの地域に合ったクルマを投入し、各地域で異なるお客様の必要性や嗜好に最大限に応えられるようにします」とフォードでグローバル・マーケットを担当するジム・ファーリー氏は語っている。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Autoblog Japan Staff

最終更新:4/14(土) 15:05
Autoblog 日本版