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レッドブルのリカルド、中国GPで”今季2基目”のエナジーストア投入。後半戦でのペナルティを覚悟

4/13(金) 18:19配信

motorsport.com 日本版

 F1バーレーンGPの決勝レース2周目、レッドブルのダニエル・リカルドは、エナジーストア(ES)のトラブルに見舞われたためにマシンのシステムが突然シャットダウン。これにより、リタイアすることを余儀なくされた。チームがレース後にチェックしたところ、ESには損傷が及んでおり、再利用できないことを確認したという。

【動画】F1第2戦バーレーンGP決勝ハイライト

 今シーズンから、ペナルティなしで使用できるパワーユニットの各コンポーネントの使用数が削減されている。内燃エンジン(ICE)、MGU-H、ターボチャージャー(TC)は3基まで、MGU-K、コントロールエレクトロニクス(CE)、ESは2基までとなっている。もしこれを超えた数のコンポーネントを投入する場合は、10グリッドの降格ペナルティが科せられる。

 前述のトラブルの結果、リカルドは今回の中国GPに、新しいESとCEを投入した。つまり、いずれも”最後の1基”ということになる。

「僕らは2基目のコンポーネントを投入してしまった。もし再び交換することになれば、僕らはペナルティを受けることになる」

 リカルドはそう報道陣の取材に応えた。

「ふたつ目を今年の最後にしなければいけない。しかし1基目はバーレーンで”ゴミ箱”行きだ。つまり僕らは1基で1レースを戦った」

「僕らはペナルティを受ける可能性が高いだろう。できれば、後半でそれが起きてほしい。しかし僕は、ペナルティを受けるのは90%間違いないと思っている」

 バーレーンGPでリカルドは、レース序盤に4番手を走行し、勝利を狙っていた。しかし前述の形でリタイア……。リカルドはしこの問題に悩まされ続けたくないと語る。レッドブルがこの種の問題に見舞われたのは今年2回目。1回目はバルセロナでのオフシーズンテストで発生した。

「実に失望した。それはあまりにも早すぎたんだ。不満が溜まるよ」

 そうリカルドは語った。

「スタートした直後に不満を抱えた。現時点でそれが、正しいことだとは思えない」

「結果には実に失望したし、何かを打破したかった。しかし、挫折するべき段階ではないと思う」

 リカルドは、昨年よりも競争力が上がっているという事実には満足しているようだが、表彰台を獲得することを熱望している。

「マシンのパフォーマンスは良い。僕らはそこから、まだ多くのことを引き出すことを試みている。空力的には、昨年よりもはるかに良くなった」

 現時点のレッドブルのパフォーマンスについて尋ねられたリカルドは、motorsport.comに対してそう答えた。

「ちょっとした印象だけど、よりレースカーになったように感じる。そして自信を得ることができている」

「両方のレース共に、表彰台に登れるだけのクルマを持っていたと信じている。しかしそこにいることができなかった。だからこういう流れを変える必要がある」

Edd Straw