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名物代表サポーター「全力さん」西野ジャパン 全力応援不変です

4/13(金) 16:30配信

東スポWeb

 サッカー日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)の後任として西野朗氏(63)が新指揮官に就任した。ロシアW杯をわずか2か月後に控えた中、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が大なたを振るった格好だが、イレブンをスタンドから支える代表サポーターはどうとらえているのか。代表サポーターの中心的存在で一生懸命な応援スタイルで知られる「全力さん」こと加納広明氏が現状を明かした。

 加納氏は日本代表とJ2東京Vの名物サポーターで常に熱心な応援スタイルから「全力さん」と呼ばれている。ゴール裏スタンドから一心不乱に声援を送り、試合終了となれば選手と同じように疲労困ぱいとなり、魂が抜けたようにぐったりするほどだ。

 そんな“全力スタイル”が注目されて日本代表のオフィシャルパートナーを務める飲料メーカー「キリン」のプロモーションのキャラクターに抜てき。2016年9月のロシアW杯アジア最終予選UAE戦に向けた告知のポスターに登場し、ホームページ上で同社社員と応援をテーマに議論を交わした。同年11月のキリンチャレンジカップのオマーン戦ではスタジアムの大型スクリーンに応援する動画も流された。

 いまや日本代表サポーターの中心的な存在とも言われる加納氏は、W杯が目前に迫ったタイミングで突如起こったハリルホジッチ氏の解任について「報道されているような選手とハリルホジッチ監督の事情(両者に溝が生まれて解任されたこと)はわからないけど、サポーターとして3年間(ハリルジャパンを)応援してきたので寂しい気持ちはある」という。

 ただ日本サッカー協会の決定事項を否定するつもりはなく西野ジャパンも引き続き“後方支援”していく考え。「少しでもいい結果が出るように西野監督をサポーターとしてバックアップするのは変わらない。アトランタ五輪や(J1)G大阪で実績もある方なので期待している」

 日本代表の一大事にも加納氏の姿勢は不変だが、必ずしも代表サポーターが同じ意見ではないという。「サポーターの中でいろいろ意見が出ている。『ハリルさんを辞めさせない方がよかった』とか『解任でいい』とかバラバラになっている。このこと(監督交代)が起きて応援は『いいや』って人もいる」と不安を口にした。

 ロシアW杯に向けてハリルジャパンに期待を膨らませていたサポーターの中には、まさかの解任劇を受けて、日本代表から少し距離を置く人も出ているという。チーム同様、一枚岩にならなければいけないサポーターの意見が割れたら、壮行試合となるキリンチャレンジカップのガーナ戦(5月30日、横浜国際)の盛り上げムードにも大きな影響が出かねない。

 もちろんこのままでいいわけがない。加納氏は「まずは(サポーターとして)基本となる選手の応援に徹して、その結果スタジアムの雰囲気がよくなる努力をしていきたい。そうやってW杯の盛り上がりにつなげていければ。まだガーナ戦まで時間があるので(サポーターを1つにするために)やれることはやりたい」と力説した。

 サポーターの結束のためにはガーナ戦の勝利も重要な要素。チームのみならずサポーターの心を1つにすることも西野監督の最大ミッションとなりそうだ。

最終更新:4/13(金) 16:30
東スポWeb