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韓国の芸術文化発展に寄与 世宗文化会館が開館40周年

4/13(金) 15:16配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの都心に位置し、大劇場や展示場を持つ複合施設「世宗文化会館」が14日に開館40周年を迎える。

 同会館によると、開館以来延べ6200万人の観客が訪れ、ソウル市民が1人当たり平均6回以上来館した計算になるという。

 会館の前身は、日本による植民地支配からの解放後、ソウルに文化施設が必要だとの声を受けて1961年に建てられた「市民会館」。この建物が72年に火災で焼失し、4年間の工事を経て78年に開館したのが現在の世宗文化会館だ。

 地下3階、地上6階で、4240席の大劇場をはじめとする二つのホールと三つの会議場、展示場を備え、当時としてはマンモス級の文化芸術専門施設だった。

 特に大劇場に設置されたパイプオルガンは、当時東洋最大のオルガンとして注目された。

 世宗文化会館では、その名声にふさわしく「韓国初公演」が多数行われている。

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、シュツットガルト・バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団、マリインスキー・バレエ、ミュージカル「ノートルダムの鐘」、オペラ「ニーベルングの指環」などの有名公演が相次いで韓国に紹介された。

 中でも、84年の伝説的指揮者カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の来韓公演や、バレリーナで現国立バレエ団芸術監督、姜秀珍(カン・スジン)とシュツットガルト・バレエ団の共演(94年)などはソウル市民に深い印象を残した。

 国楽(韓国伝統音楽)でも黄秉冀(ファン・ビョンギ)、安淑善(アン・スクソン)、金徳洙(キム・ドクス)などの有名芸術家が世宗文化会館の舞台に立ち、ハリー・コニック・ジュニア、キース・ジャレットらの大物海外アーティストが公演を行った。

 ポップスではベテラン歌手のチョー・ヨンピルが93年に単独コンサートを開催し、2015年には歌手のBoAのコンサートも行われた。

 世宗文化会館は開館40年の今年、56タイトル、計517回の公演・展示を行う。

 世界的ソプラノ歌手のスミ・ジョーとフランスのテノール歌手、ロベルト・アラーニャの公演、ワレリー・ゲルギエフ指揮のミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、演劇、ミュージカル、展示などが予定されている。

 5月9~15日には、開館40周年を記念して「新たな始まり、大胆な挑戦、2018世宗アートフェスタ」が開催される。同月12~13日にはソウル市オペラ団、ソウル市合唱団、ソウル市ユースオーケストラ団が参加する「グランドオペラ・ガラ」が上演される。

最終更新:4/13(金) 15:16
聯合ニュース