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一家4人殺傷、懲役30年=25歳男、心神耗弱で減軽―大阪地裁

4/13(金) 14:20配信

時事通信

 大阪府門真市の民家で2016年、大工の川上幸伸さん=当時(43)=が刺殺され子供3人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などに問われた無職小林裕真被告(25)の裁判員裁判の判決が13日、大阪地裁であった。

 浅香竜太裁判長は「心神耗弱状態だった疑いが残る」として刑を減軽し、懲役30年(求刑死刑)を言い渡した。

 公判では刑事責任能力の有無が主な争点になった。弁護側は被告が事件当時、心神喪失状態だったとして無罪を主張した。

 浅香裁判長は「周到に準備して臨んだ計画的犯行で、4人に一方的に攻撃を加え、冷酷かつ残忍」と非難した。一方で「妄想型統合失調症が犯行に与えた影響は大きかった可能性を否定できない」と指摘し、被告が心神耗弱状態だったと認定。無期懲役が相当とした上で、心神耗弱を考慮して有期刑の上限の懲役30年に減軽した。

 判決によると、小林被告は16年10月19日未明、川上さん宅に侵入し、就寝中の川上さんの胸や背中を短刀で刺すなどして殺害したほか、川上さんの長女(21)ら子供3人に切り付けるなどして重軽傷を負わせた。

 川上さんの妻(45)は判決後の記者会見で「結果は残念でしかない。望んでいた刑と違ったので悔しい思いだ」と話した。 

最終更新:4/13(金) 19:45
時事通信