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FDAが「松本-札幌丘珠」便 8月限定 新たな観光需要期待

4/14(土) 7:55配信

産経新聞

 県営松本空港(松本市)で発着する新規路線の開設や国際チャーター便の就航が相次いでいる。県は平成28年度、同空港の国際化と国内便の拡充などを盛り込んだ方針を決定し、着実に成果を上げている形だ。観光客の増加など具体的な成果が出るか、関係者の期待は増幅している。 (太田浩信)

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 フジドリームエアラインズ(FDA)は8月8日から21日まで、県営松本空港と札幌丘珠(おかだま)空港(札幌市)を結ぶ路線「松本-札幌丘珠線」を運航する。県などは、将来的には通年での就航を目指している。松本空港で発着する新規路線の開設は、22年10月から運航された静岡線(23年3月休止)以来となる。

 松本-札幌丘珠線は、期間中、松本午後1時40分発と札幌丘珠午前11時35分発のダイヤで1日1往復を運航。所要時間は約1時間半で、松本空港発着の定期路線と同じエンブラエル機(乗客76席と84席)を使用する。

 FDAは現在、松本空港と新千歳空港(北海道千歳市)を結ぶ定期路線「松本-札幌線」を1日1往復運航しており、県などが複便化を働きかけていた。しかし、新千歳空港は過密ダイヤで発着枠が少なく、約40キロ離れた札幌丘珠空港との路線を就航させることになった。

 札幌丘珠空港は、陸上自衛隊と民間の共用空港で、札幌市中心部から約6キロの位置にあり、利便性が高いのが特徴。北海道内では函館、利尻、釧路の3空港、青森県では三沢空港との間で定期便が運航されており、新たな観光需要の掘り起こしにも期待がかかる。

 松本-札幌線は、夏季には、観光や帰省で需要が見込めるものの、観光の足が鈍る冬季の需要拡大が課題となっている。県松本空港利活用・国際化推進室によると、昨年8月の搭乗率は91・4%に達した一方、今年1月だと56・2%にとどまるという。

 同室は「やっと実現した複便化であり、搭乗率を引き上げることが大事だ」とした上で、松本-札幌線の利用促進と合わせ、PRを強化する方針。2路線の利用増を図ることで、松本-札幌丘珠線の需要を定着させ、「松本空港をさらに活性化させるための契機にしたい」と期待している。

最終更新:4/14(土) 7:55
産経新聞