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イスラエルの過剰防衛に反発=30人以上死亡、記者も射殺―ガザの抗議デモ、2週間

4/13(金) 17:30配信

時事通信

 パレスチナ自治区ガザでのイスラエルに対する抗議デモが13日、開始から2週間を迎えた。

 デモ隊は70年前のイスラエル建国などで故郷を追われたパレスチナ人の帰還を求め、対イスラエル境界沿いで連日デモを実施。しかし、イスラエル軍との衝突で死者数が増え続け、パレスチナ側では同軍による過剰防衛に対する反発が強まっている。

 「帰還の行進」と呼ばれる今回のデモは先月30日に始まった。イスラム教の集団礼拝が行われる金曜日には数万人規模が参加している。

 厳戒態勢を敷くイスラエル軍は「国民を守る(境界)フェンスを損傷する暴徒には対抗する」と強調し、排除のため催涙ガスだけでなく実弾も使用。ガザの保健省によれば、これまでにパレスチナ人30人以上が死亡した。イスラエル側は、その半分以上はガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスのメンバーだと主張しているが、ハマスと無関係の犠牲者も少なくないもようだ。

 今月6日には、パレスチナ人ジャーナリストのヤーセル・ムルタジャさん(30)が射殺され、怒りを呼んでいる。当時一緒にいた同僚や弟によれば、ムルタジャさんはドキュメンタリービデオを制作するため、境界から約300メートルガザ側で、「プレス」と胸に明記された防弾ベストとヘルメットを着用してデモ参加者を撮影していた。

 イスラエルのリーベルマン国防相は「ハマス軍事部門のメンバーだった」と主張。しかし、ムルタジャさんが運営するメディア会社は最近、米政府からの助成金が認められたほか、ムルタジャさんが取材をめぐってハマスに拘束された経験を持つことから、その主張は疑問視されている。同僚は「イスラエルが殺人を正当化するためにでっち上げた作り話だ」と憤慨した。 

最終更新:4/13(金) 17:36
時事通信