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国宝「絹本著色仏涅槃図」の模写作品、高野山に奉納

4/14(土) 7:55配信

産経新聞

 平安時代の応徳3(1086)年の墨書があり、現存する仏涅槃図(ぶつねはんず)としては日本最古という国宝「絹本著色(けんぽんちゃくしょく)仏涅槃図」(金剛峯寺所蔵)の模写作品の奉納式が13日、高野町高野山の高野山霊宝館で行われた。作品は14日からの春期企画展で展示される。

 菩薩や弟子らが、入滅した釈迦を取り囲み、嘆き悲しむ様子が描かれている。模写作品(縦横約2・7メートル)は文化財の模写を手がけている愛知県立芸術大学が担当。同大模写制作代表の藤田哲也さんら10人が平成26年から制作し、原図と同様に金箔(きんぱく)をはり付ける技法などを使って完成させた。

 添田隆昭宗務総長は「高野山は『火災の歴史』でもあり、文化財を命をかけて守ってきた。完成した作品は原画と見まがうほど」と感謝。「若返った感じで、全体として色鮮やかになったのでは」と藤田さん。同大美術学部の岡田眞治教授も「自信のあるできばえ。ゆっくりと見ていただければ」と話していた。

最終更新:4/14(土) 7:55
産経新聞