ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

村田、東京Dで3団体統一王者・ゴロフキン戦!…アラム氏「今冬にも」

4/14(土) 6:03配信

スポーツ報知

◆報知新聞社後援プロボクシング・ダブル世界戦 ▽WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・村田諒太―同級6位・エマヌエーレ・ブランダムラ ▽WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・比嘉大吾―同級2位・クリストファー・ロサレス(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)

【写真】ミドル級最強王者のゴロフキン

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太が、今冬にも壮大な夢に挑む。同級6位エマヌエーレ・ブランダムラとの初防衛戦などが行われるダブル世界戦(報知新聞社後援)の調印式が13日、都内で行われた。米興行大手トップランク社CEOのボブ・アラム氏(86)も出席し、世界同級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と東京ドームでのビッグマッチ開催プランを明かした。

 村田を取り巻く環境が沸騰している。報道陣、関係者約200人が集まった調印式には、昨年10月の王座奪取時と同じく、プロモート契約するアラム氏や米国の名物リングアナウンサーで今回の試合も担当するジミー・レノンJr.氏が出席。日本人2人目のミドル級王者は「来てくださってすごくうれしい。世界にアピールする試合にしたいと、いやが応にも思ってしまう」と率直な心境を漏らした。

 会見後、アラム氏が壮大なプランを明かした。「タイソン以来の東京ドームでの興行が私の夢の一つ。村田は日本のスター。今冬にゴロフキンを呼んで東京ドームで試合をさせたい」。村田自身も今年に入り「日本人として日本を盛り上げることが重要」と東京ドームでの試合を目標に掲げていた。相手は3団体のベルトを持つ最強王者。半世紀以上、世界的興行を手がけるプロモーターの力も加われば、今冬にも日本での歴史的ビッグマッチが実現する可能性は高まるはずだ。

 さらに、同氏は「米ラスベガスでファルカンとやらせる。五輪で接戦だったし、大きな因縁がある」と、今秋にも2012年ロンドン五輪決勝で村田に敗れた同級13位エスキバ・ファルカン(ブラジル)との再戦を用意するという。村田はこの日、米複合施設大手・MGM社との日本人ボクサー初となるスポンサー契約を発表。ボクシングの聖地・MGMグランドガーデンアリーナがV2戦の舞台となる可能性が高まった。

 先に待つ大舞台は、目の前の試合に勝つことが大前提。それは村田自身が一番理解している。初防衛戦はスポーツ専門局のESPNが午前8時から全米生中継し、同日夜に再放送を予定。「今は落ち着いている。どんな心境でリングに上がれるか楽しみだし、少しの恐怖もある」。王者の宿命として、重い期待を背負ってリングに立つ。(浜田 洋平)

 ◆東京ドームでのボクシング興行 1988年3月21日と90年2月11日、いずれも世界統一ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が防衛戦を行った。88年は5万1000人を集めて挑戦者トニー・タッブス(米国)に2回KO勝ち。5万1600人を動員した90年はジェームズ・ダグラス(米国)に10回KO負けしプロ初黒星。後にWBC世界バンタム級王者となる辰吉丈一郎も前座でプロ第2戦に臨み2回KO勝ち。大阪ドーム(現京セラドーム大阪)では99年8月29日、WBC世界バンタム級王座奪回に挑んだ辰吉が王者のウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)と再戦し7回TKO負け。

 ◆ボブ・アラム氏の実績

 ハーバード大法科大学院を卒業。弁護士として司法省で勤務した後、66年にプロモート会社「トップランク」を設立。統一世界ヘビー級王者のムハマド・アリ氏を手始めに、初の6階級制覇デラホーヤ、同じく6階級制覇パッキャオ、5階級制覇メイウェザーらの興行に携わる。中量級でもハグラーやレナード、ハーンズ、デュランらトップ選手の激戦をプロモート。半世紀にわたり、スーパースターの試合を手がけてきた。ラスベガスで数多くの興行を開催し「ボクシングの聖地」と称されるきっかけもつくった。

 ◆ゲンナジー・ゴロフキン

 ▼生まれ 1982年4月8日、カザフスタン出身。36歳。身長179センチの右ボクサーファイター。

 ▼保持タイトル、プロ戦績 ミドル級の3団体統一王者。保持タイトルはWBAスーパー、WBC、IBF。防衛回数はWBAはスーパー王座の8度を含め18度、WBCは7度、IBFは4度防衛中。37勝(33KO)1分けの無敗。

 ▼アマ時代 02年釜山アジア大会金、04年アテネ五輪ミドル級銀。345勝5敗。06年5月にプロ転向。

 ▼初世界タイトル 10年8月にWBA同級暫定王座決定戦で世界初挑戦。開始わずか58秒、右フック一発で相手を沈め、19戦無敗で獲得。14年5月に10度防衛に成功しスーパー王者に。

 ▼プロモート会社 ウクライナ出身で、ともに元世界ヘビー級王者のビタリ、ウラジミールのクリチコ兄弟が設立した「K2プロモーション」と契約中。

 ▼連続KO防衛 10年12月のWBA世界ミドル級初防衛から17年3月までウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)と並ぶ世界戦での17戦連続KO防衛は歴代最多記録。

最終更新:4/15(日) 22:51
スポーツ報知