ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

大谷速っ!初申告敬遠のち満塁一掃の初三塁打!

4/14(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆ロイヤルズ1―7エンゼルス(12日・カンザスシティ)

 【カンザスシティー(米ミズーリ州)=小谷真弥】エンゼルスの大谷翔平投手(23)が12日(日本時間13日)、敵地・ロイヤルズ戦で「8番・指名打者」でスタメン出場。7回2死満塁で右中間へ打ち返し、快足を飛ばしてメジャー初の三塁打とした。6回2死二塁では初めて申告敬遠を“経験”。ここまでスタメン全7試合で安打を放ち、トラウトと並びチーム最多11打点だ。

【写真】初体験の申告敬遠で一塁に歩く大谷

 ダメ押しの一打が右中間へ伸びる。大谷は前進守備の外野陣を横目に、大きなストライドで一気に加速。最後は悠々と三塁へ滑り込んだ。3点リードの7回2死満塁。メジャー初の三塁打は走者一掃の3点打だ。「外野を抜けて三塁まで行けるだろうと思っていた。ゲームを決める上ですごい重要なところ。何とか打てて良かった」と充実感を漂わせた。

 対応力の高さが光る。1ボール1ストライクから剛球右腕、マウアーのチェンジアップを空振りしたが、4球目の内角高め156キロを打ち返し「真っすぐの速い投手。チェンジアップは頭の隅にあって、来た時に対応できるようにしようと。どちらに絞ることはなかった」と振り返った。満塁となり、自身の前で投手交代のため間ができた。いったんベンチに戻ってデータを確認すると、投球練習に合わせてバットを振り、タイミングを計るなど試行錯誤。追い込まれながらも速球を捉えたのは偶然じゃない。ベンチではカルフーンからお辞儀、トラウト&アップトンから頭を下げての握手と日本式で祝福された。

 MLB公式ホームページは連日、二刀流の活躍を報じるが、この日は脚力に焦点を当てた。スタットキャストのデータとして、打った瞬間から三塁到達のスピードが11・49秒、最高速度を時速約31キロと紹介。日本でこの試合を中継した「J sports」によると到達スピードは11・04秒まで速くなった。

 昨年まで6年連続30盗塁を記録し、昨季ア・リーグMVPの右打者アルテューベ(アストロズ)が16年8月31日のアスレチックス戦で放った三塁打では、最高速度こそ32・5キロで劣るが、到達スピードは12・05秒と大谷が上回った。メジャートップクラスの選手に負けない速度と走塁技術を見せた。

 先発出場した試合では初めて2打席目まで無安打に終わって迎えた6回2死二塁は、1球も投げない「申告敬遠」も初体験。打席間は「iPad」で相手を研究する23歳も「全く頭になかった。最初は何を言われているか分からなかった。(周りから)ウォーク、ウォークと言われて『あっ敬遠なんだ』と思った」と目を丸くした。

 投打で出場した試合はチーム8連勝。昨季世界一のアストロズは1・5ゲーム差で地区2位に付ける。「チームの雰囲気で打たせてもらっている。みんな調子がいいし、つながりがある。その波に乗って、下位打線の役割を果たしたい」。8番打者でも、その表情には充実感がにじみ出ている。(小谷 真弥)

最終更新:4/14(土) 8:40
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合4/27(金) 14:05