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強い殺意か 彦根警察官殺害 至近距離から頭部に発砲、続けて背中にも

4/13(金) 16:29配信

産経新聞

 滋賀県彦根市の河瀬駅前交番で男性巡査(19)=殺人容疑で逮捕=が貸与された拳銃で上司の井本光(あきら)巡査部長(41)を射殺した事件で、巡査が至近距離から井本巡査部長の頭部に発砲し、続けて背中を撃ったとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 滋賀県警は同日、巡査を大津地検に送検。井本巡査部長は、ほぼ即死状態で、県警は巡査が強い殺意を持っていたとみて、詳しい動機の解明を急いでいる。

 捜査関係者によると、県警が同交番の防犯カメラを解析したところ、11日午後7時47分ごろ、机で事務作業をしていた井本巡査部長の背後から、巡査が突然頭部に拳銃を発砲。さらに、背中にも1発撃ったとみられることが判明した。

 司法解剖の結果、銃弾が頭部を貫通した痕があり、交番内に銃弾が1発落ちていた。巡査は「巡査部長が椅子に座ったまま倒れ、ぴくりともしなかったので死んだと思った」といい、すぐに正面ドアから交番を出て、パトカーで逃走。約10分後に近くのコンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)で現金を引き出したとみられる。逮捕時には約50万円を所持していた。

 事件があった時間帯に交番付近を車で通った30代の女性会社員は取材に対し、巡査とみられる警察官を目撃したと証言した。

 女性によると、交番から出てきたパトカーは、すでに暗くなっているにもかかわらずスモールランプを点灯し、ゆっくりと走行。約250メートル先のコンビニに立ち寄った。

 制服姿の男性警察官が降りて、店内に設置されているATMに直行。金を引き出すようなしぐさをした後、いったんレジで店員と言葉を交わし、再びATMに戻ったという。

 女性は「焦っている感じはなかったが、疲れていて思い詰めたような表情をしていた」と振り返った。

 ◇

 送検のため、男性巡査を乗せたワゴン車は13日午後0時半ごろに留置先の米原署(滋賀県米原市)を出発。巡査は上着を頭からかぶり、背中を丸めてうつむいていたため、表情はうかがえなかった。

最終更新:4/13(金) 17:16
産経新聞