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VRを教室で活用する利点

4/13(金) 22:30配信

ReadWrite Japan

ほんの数年前までVRは多くの人にとってはSFのようなものだった。だが今では医療や不動産業界などで活用されるようになっており、教育現場でも使われ出そうとしている。そして多くの人が、VRが教育の将来に重要なものであり、生徒がVRを使った教科書や教室で学ぶ日が来ると考えるようになっている。

この記事では学生と教育者へのVRの影響について触れていく。教室でのVRの活用の典型的な利点を見ていこう。


スマートフォンいじりが止む

Journal of Medical Educationで発表された調査結果によれば、生徒は教室にいる時間の1/5を授業と関係ないモバイルデバイスいじりをしているという。

スマートフォンをチェックする回数は1授業あたりで平均11.43回という。しかしこれら授業でスマートフォンがVRに使用されることになれば、学生はVRソフトによる授業のためにスマートフォンを使うことで、ほかのことにつかうことができなくなり、問題は解決されていくだろう。


言葉の壁を取り払う

多国籍社会において言語の壁は課題だ。外国で学ぼうとするのであれば、そこの言語に堪能になる必要がある。しかしVRであれば翻訳機能をソフトに盛り込むことができるため、外国での学習達成に障壁はなくなるだろう。VR映像はどんな言語でも体験可能にする。


優れた視覚化

VR動画を授業に取り入れることこれまで実現できなかった、生徒が異なる現実世界をVRで体験し、学習プロセス全体に好影響を与えることを可能にする。VRにより実際見て体験をすることで、複雑なコンセプトや理論、科目の理解がより容易になり、断然早いペースで習得できるようになるだろう。

一般的な人は聞いたことの20%は覚えてられるが、見た場合は30%になる。しかしながら体験を通して得た情報の場合、これは90%にまでなる。VR技術により学習を促進する没入的な体験が可能になる。

VRを使った教育が、学習を作業と捉えず生徒がこれを楽しむことでモチベーションも生まれ、より良い結果を生んでいることが分かっている。


生徒同士の結びつきが生まれる

周りとの良い関係性がある環境で、生徒はより良い成績を達成する。VRを取り入れると異なる教育のニーズやスタイルでこうした結びつきを生むことができる。

グループに溶け込めないことの多い生徒も、高い技術スキルから仲間に受け入れられるという。これはConnor Galvin 博士が20校以上でVR教育プログラムを評価して分かったことだ。家庭に問題がある生徒や学習に困難がある生徒、人種的マイノリティにも良い影響がある。

VRによって我々が学び、教え、コミュニケーションをとる方法は変わる。学ぶ側はその没入的性質から外部のことで気が散らないため授業に集中することになる。

教える側の教師もVRを使うことで授業をエキサイティングにでき、今まさに世界中でVRを教育に取り入れる学校が増えていっているところだ。

VRには教育を変えるポテンシャルがある。高等教育機関にも限りない可能性を与え、STEM教育を進める上でもパワフルなツールと言える。

建築設計にもVRを使うことで、生徒が自身の設計をリアルタイムで確かめることができる。医学生にとっても外科手術のシミュレーションが行える強力なツールとなる。大学側も学生を採用する際の校内案内をバーチャルで行うことが可能となる。

高等教育機関でのVRの活用は向こう数年で増加するだろう。VRは昔ながらの対面での授業に取って代わるものではなく、生徒の学習体験を向上するものだ。

ReadWrite[日本版]編集部

最終更新:4/13(金) 22:30
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