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新規巡視船と交通課新設を披露  宮古島海上保安部

4/13(金) 15:22配信

宮古毎日新聞

 宮古島海上保安部(山戸義勝部長)に配属された規制能力強化型巡視船「ともり」(約200トン、乗組員16人)と「とぐち」(同、乗組員16人)の就役式と交通課設置披露式が12日、伊良部島の長山港で行われた。

 「ともり」「とぐち」の就役により、同保安部に配属された巡視船艇は8隻になる。今年度中に同型の規制強化型巡視船3隻が配属される予定。また、クルーズ船の寄港が増えたことによる海上交通の安全確保や、観光客の増加に伴う海難事故防止などを目的に、1日付で交通課が設置されている。


 式典では、山戸部長が「海上保安庁は尖閣諸島周辺海域の領海警備の態勢強化を進めてきている。その一環として、規制能力強化型巡視船を増強配備している。両巡視船は主に尖閣諸島、宮古列島周辺海域で領海警備の任にあたる。(寄港数が増加している)大型クルーズ船の安全な入出港などを確保するため、1日に交通課を新設し、地域の発展にさらに貢献したいと考えている」と式辞を述べた。


 また、第11管区海上保安本部の下野浩司本部長が「これらの巡視船配備と交通課新設により、尖閣諸島周辺海域の領海警備はもとより、地域の皆さんや観光客に、より安全で安心できる海となるべく、期待に応える活動が展開できると確信している」とあいさつした。

 
 就役した巡視船2隻の乗組員を代表して巡視船「ともり」の上田船長が「両巡視船名は地元の美しい海岸名から付けられた。これらの海岸同様、地元の皆さんに愛される巡視船にしたい。尖閣諸島や宮古島周辺海域で外国漁船等の不法行為に迅速かつ的確に対応していく」と就役にあたって決意を述べた。 

 来賓として出席した下地敏彦市長、海上保安協会沖縄宮古支部の新垣盛雄支部長が祝辞を述べた。参加者は式典後、就任した巡視船「ともり」の船内見学をした。


 規制能力強化型巡視船は、遠隔放水銃、遠隔監視採証装置、停船命令等表示装置などを主要装備として、他船に接舷する際に、船体へのダメージを抑制する防舷物などが特徴。

最終更新:4/13(金) 15:36
宮古毎日新聞