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【独占】トルシエが読み解く日本代表監督解任劇。ハリルが抱えた爆弾の正体/インタビュー

4/13(金) 18:17配信

GOAL

トルシエが考える「ハリルの問題」

――ヴァイッドは『Goal』に対し「すべてが金とビジネスだった」と語りました。これには同意しますか?

同意する。だが、それは他のどんな場所でも同じだろう。フランスやドイツ、他のどの国でもね。たとえば、フランスで(ジネディーヌ)ジダン抜きのワールドカップは政治的に不可能だ。日本で中田(英寿)抜きのワールドカップ、アルジェリアで(リヤド)マフレズ抜きのワールドカップはありえないだろう。たとえ指揮官がマフレズ抜きのチームのほうが強いと主張しても、それはあり得ないんだ。これが政治的な側面であることを我々は痛いほど分かっている。また代表チームは国民に愛され、認められる必要がある。この点も監督は理解しないといけない。監督は自分が望むものと、国民やメディアに愛されるチームとの間で妥協点やバランスを見出さなければならない。ヴァイッドはおそらく「それは私には関係ない。私が興味があるのは1+1=2という力学だけだ」という姿勢だったのだろう。だが不幸なことに、フットボールでは1+1を「3」にしなければならない。彼はこの領域において妥協できなかったのだろう。

――アルジェリアで成功を収めた過去がありますが、今回はそうなりませんでしたね。

その仕事も簡単ではなかっただろう。アルジェリアは決勝トーナメントのラウンド16でドイツにあと一歩のところで惜敗したが、そこに至るまでの道のりは険しかった。アルジェリアサッカー連盟、ジャーナリスト、そして選手との間に問題を抱えていたんだ。しかし、そのとき、ヴァイッドは大きく譲歩した。それが監督という仕事であり、彼はそれを乗り切ったからこそ、アルジェリアに到着したときにたたえられたのだ。繰り返しになるが、彼がそこに至るまでに渡っていたのは、決して長く穏やかな川などではなかった。

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最終更新:4/13(金) 19:39
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