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沖縄伝統織物の品質守る 工芸製品検査員へ辞令交付

4/13(金) 16:15配信

宮古毎日新聞

 紅型や宮古上布など、沖縄の伝統的な染織物の品質を維持・向上することを目的に11日、伝統工芸製品検査員の辞令交付式が県庁で開かれた。宮古上布検査所の長濱政子さんら、各織物検査所の10人に辞令が手渡された。


 伝統工芸検査員制度は1974年の創設で、検査を合格した織物には、「沖縄県織物検査済之証」や「沖縄県紅型検査済之証」を付ける。消費者へアピールできるほか、織物を取り扱う問屋などへ制度が周知された結果、合格した製品がブランド化して価格が安定する効果もあるという。検査員の任期は1年。

 交付式では、沖縄県商工労働部の屋比久盛敏部長が「沖縄の織物技術の向上のため、皆さんの技能を生かして検査・指導し、県の伝統工芸産業の発展に寄与してほしい」とあいさつした。


 宮古上布検査所の長濱政子さんは、辞令交付後、「1年間検査に携わって、宮古上布が最高級の織物として世の中に出て行くと思うと、検査はやはり緊張する。今年も検査基準に基づいて、しっかり検査していきたい」と語った。

最終更新:4/13(金) 16:15
宮古毎日新聞