ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

Facebookがゴタゴタしてる問題をいったん整理して、今起きていることを知ろう

4/13(金) 20:11配信

ギズモード・ジャパン

わけわからんので一旦整理します。

Facebook(フェイスブック)から膨大な個人情報の漏えいが発覚したのは、つい先月の3月17日のこと。今回の件は「世界で最も重大なデータ漏えいに関する事件のひとつ」とも叫ばれ、被害者数は当初明らかになっていた5000万人ではなく、8700万人だったことが判明。Facebookに求められる責任はどんどん大きく、重いものになってきています。…ところで、結局のところ今回は何が起こっているんでしょうか?

【画像】Facebookがゴタゴタしてる問題をいったん整理して、今起きていることを知ろう

元従業員の告発から発覚

きっかけは、現地時間の2018年3月17日にThe New York TimesとThe Guardianで公開された記事。そこで、イギリスの選挙コンサルティング会社Cambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ、以下、CA)が、Facebookで得た個人情報を自社のビジネスに流用していたことがリークされました。告発したのは、クリストファー・ワイリー。彼は4年前までCAで仕事をしていた元従業員です。

ここでひとつ疑問が。そもそも、どうしてCAはこれほどまでに大量の個人情報をFacebookから集めることができたんでしょうか?

ケンブリッジ・アナリティカが生み出した心理兵器

CAが多くの個人情報を入手できたのは、とある人物がFacebook上で公開したアプリがあったからです。このアプリに携わっていたのが、ケンブリッジ大学の教授アレクサンドル・コーガン。彼は2013年、Facebookで性格診断ができるアプリ「This is My Digital Life」を開発しました。ユーザーの同意のもと、コーガンはユーザーの個人情報を集めていました。

そして、このアプリでコーガンが集めていた情報に目をつけたのが、告発者で、当時CA社員のワイリーです。CAのワイリーは、選挙コンサルティングで必要となるデータを求めて、アプリ開発者のコーガンにたどり着きました。ちなみに8700万人全員がこのテストを受けたのではありません。実際には26万人が回答しており、「友人」について答えるプロセスで個人情報が入手されていたようです。

コーガンもアプリを作って情報を集めるまではよかったんですが、CAにデータを渡してしまったのが問題でした。もちろん、これはFacebookの規約違反にあたる行為です。

ここまで聞くとCAが悪いように聞こえますよね。ところが、そう言い切れないのがこの一件を難しくしている要因。CAがこのテストで得た情報は、2015年にFacebookによって削除が要請され、CAはこのときユーザーの個人情報を削除したと主張しています。なので、そもそも削除した個人情報を選挙コンサルティングに利用できるわけがないというのが、CAのスタンスなんですね。

ただ、今回のリークが示しているように、実際のところ個人情報は削除されていませんでした。つまり、Facebookの個人情報でコンサルティングをしていたCAも悪いけど、それをちゃんと管理できていなかったFacebookにも落ち度があり、今回の一件が複雑になっています。

1/3ページ