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広島・福山城天守閣 大地震で倒壊の恐れ 市が公表、耐震化計画作成へ

4/13(金) 20:21配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市は13日、施設の老朽化が進む国史跡・福山城跡(丸之内)の天守閣など4棟の耐震診断結果を発表した。震度6強から7の大規模地震で「倒壊または崩壊する危険性が高い」との結果が判明。市は耐震補強工事に着手予定で、本年度中に工法を決定する。

 補強が必要と診断されたのはコンクリート製の天守閣、月見櫓(やぐら)、鏡櫓と木造の湯殿。いずれも福山空襲(1945年)や明治期の取り壊しで建物がなくなり、1966~73年に復元したが、コンクリートの耐用年数とされる約50年が過ぎ、壁のひび割れなども目立つことから、昨年9月から耐震診断を続けた。

 結果では、天守閣(地下1階地上6階、延べ約1800平方メートル)▽月見櫓(2階、同約250平方メートル)▽鏡櫓(同、同約140平方メートル)はいずれも倒壊などの「危険性が高い」と判定。湯殿(平屋、約140平方メートル)は木造の基準で最も危険な「倒壊のおそれがある」との判定だった。

 市は本年度、補強工事の規模や工法などを盛り込んだ「整備基本計画」を作成。2022年度までにの工事完了を目指す。直ちには立ち入りを制限しない方針。

 枝広直幹市長は会見で「22年は築城400年の節目の年。今後迅速な対応で観光客を迎えたい」と述べた。